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酒粕は、糖質やビタミン、繊維質など豊富に含まれる栄養素の作用による体内の悪玉コレステロールの低減や便秘の解消、美肌効果など、健康面ばかりか美容面での効能が大いに期待できる食材です。ただ、酒粕に含まれるアルコール分が気になるため、加熱でアルコール分を飛ばして使いたいと思う人もいるかもしれません。

しかし、加熱した場合、食物酵素などでは熱によって含まれる栄養素が損なわれることがあり、酒粕も同じようになるのではないかと懸念されます。そこで、酒粕を加熱した際にどの程度栄養素が損なわれるかなどについて解説します。

酒粕に含まれるアルコール度数はどの程度?

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酒粕に含まれているアルコール度数は、8%前後と言われています。これは、ビールと同じ程度かそれよりも多いアルコール度数であるため、子どもや妊婦、自動車を運転する人は酒粕を控える必要があります。また、そのような立場にない人であっても、アルコールに弱い人は酒粕をそのまま食べるのは避けた方がよいでしょう。

とはいえ、ミネラルや繊維質など人体にとって必要な栄養素を豊富に含む酒粕のさまざまな効能、たとえば便秘の解消や悪玉コレステロールの低減などの効能をできれば有効に活用したいものです。それには、酒粕に含まれるアルコール分を減らし食べやすい形にする必要があります。そうすれば、たとえアルコールに弱い人でも酒粕の効能を利用しやすくなると考えられます。

では、酒粕のアルコール分を減らすにはどうすればよいでしょうか。

加熱すれば酒粕のアルコール分を減らせる

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アルコールは78℃以上の熱で飛ばすことができるとされており、酒粕のアルコール分は加熱することによって減らすことができます。なので、粕汁などの汁物に酒粕を利用し、長時間にわたって煮詰めればかなりアルコールは減らすことができるでしょう。

ちなみに、粕汁の場合、200gの酒粕を使って、にんじんや魚、コンニャクなど一般的に粕汁によく使われる具を入れて普通に調理したケースでは、粕汁200g(茶碗1杯)には、ビールでコップ半分程度のアルコールが含まれているとされています。このようにしてもかなりの量のアルコールが含まれていますが、酒粕をそのまま食べるよりもアルコール摂取量は少なく、食べやすくなったと言えるでしょう。

それでもアルコール分が多いと感じる場合には、調理する前にあらかじめ酒粕を水に溶かして沸騰させアルコール分を飛ばすなど、少しでもアルコール分を減らす工夫をするとよいでしょう。

酒粕の栄養素は加熱すると失われるのでは?

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酒粕に含まれる栄養素のなかで、いくつかは加熱することによって失われてしまいます。酒粕には酵母が含まれていますが、酵母は40℃程度の熱で死んでしまいます。また、ビタミン類も熱によって壊れやすいとされています。一方、食物繊維やミネラルなどは熱に強く、これらの栄養素は加熱されても失われることはありません。

このように、酒粕は加熱することによって、有用な栄養素がかなり失われることになるので、酒粕の本来持っている栄養素を全て体に取り込みたいのであれば、生のまま食べることをおすすめします。ちなみに、市販されている酒粕でブロック状のものは加熱処理を施されていますので、生のものを入手したいのであればあらかじめ販売元に確認するとよいでしょう。

酒粕の栄養素を損なわない食べ方紹介

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ここで、酒粕の栄養素を損なわないために、加熱しないで酒粕を美味しく食べる方法についてご紹介します。

ほかのドリンクにブレンドして飲む

アルコールに弱い人は、ほかのドリンクにブレンドして(混ぜて)飲む方法がおすすめです。そうすることによって、酒粕に含まれるアルコール分を薄めることができるので飲みやすくなるでしょう。酒粕は同じ発酵食品である大豆の加工食品と相性がよく、豆乳などとブレンドすると美味しく飲めるでしょう。ジュースやお茶などとのブレンドも考えられますが、好みの味に合わせるのが難しい場合があるので、いろいろと試してみるとよいかもしれません。

ほかの発酵食品とブレンドして食べる

酒粕の味は少しクセがあるので、それが苦手で敬遠する人もいるようです。そのような場合には、同じ発酵食品で相性がよいヨーグルトなどにブレンドして食べるのもよいでしょう。リンゴや桃などの果実を入れたり、きな粉を入れたりして味付けるとおいしく食べられるのでおすすめです。

また、味噌やチーズとブレンドして、トーストやクラッカーなどに塗って食べても美味しく食べられます。このように、ほかの発酵食品とのブレンドはさまざまなバリエーションが楽しめるので、いろいろ工夫してみるとよいでしょう。

まとめ

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酒粕は、人体に必要な栄養素を豊富に含み、多くの成人病にも効果的な食品として注目されています。ただ、アルコール分が多かったり味にくせがあったりと生のままでは食べにくいため、粕汁など加熱調理して食べるのが一般的です。しかし、加熱すると栄養素の一部が失われる可能性があるので、できれば生のまま食べたいものです。

今回ご紹介した酒粕を加熱せずに生で食べる方法を試していただくことで、酒粕の新しい魅力に気付いていただければ幸いです。

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