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甘酒 夜 (6)

甘酒の材料としても有名な酒粕ですが、実は甘酒以外にも酒粕を使った料理は多々あることをご存知でしょうか?しかも酒粕は和食系のおかずだけでなく、洋食系のメニューにも合うんですよ。今回はそんな酒粕に合う食材やおすすめの調理法を紹介していきたいと思います。

 

甘酒だけじゃない!料理にもアレンジ自在な酒粕の魅力とは

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酒粕は日本酒を製造する際に生まれる、いわゆる「搾りかす」ですが、実は栄養価が高く、健康・美容面でいろいろな効果が期待できることから今注目を集めています。また、スーパーや酒屋さんで1年中手に入るという手軽さも酒粕の魅力のひとつ。一般的に1kg~という大きなサイズで販売されていますが、酒粕は直射日光を避け涼しいところで保管すれば長期保存が可能なうえ、冷凍保存もできるので、1度購入すれば長期的に活用することができます。

 

最近は「酒粕=甘酒」というイメージが強いようですが、実は酒粕はもともと肉や魚を漬けこみ、長期保存するために用いられてきた食材でもありました。現在も肉や魚介類を酒粕で浸けた粕漬けや、酒粕で煮る粕煮、粕汁など、酒粕はさまざまな調理法で親しまれているのです。

 

いつもの料理にプラスするだけで旨みもアップ

酒粕を調理して摂取することで、酒粕の豊富な栄養価を丸ごと摂取することができます。また、酒粕には「うまみ成分」としておなじみのアミノ酸が豊富に含まれているため、いつもの料理に隠し味として少し加えるだけでうまみを際立たせてくれる効果も期待できます。和食だけでなく洋風のメニューにも合うので、例えばカレーやシチューなどに酒粕を少し加えるとコクが出て美味しくなりますよ。また、隠し味として加える程度なら酒粕の香りも控えめなので、「酒粕独特の香りが苦手」という方にもおすすめです。

 

また、酒粕を料理に加えることで保存性がアップするというメリットも。実際に酒粕には酵母菌や乳酸菌が豊富に含まれているため、これらが他の菌類を抑制し、食品の保存性を増進させる効果が期待できます。

 

酒粕に合う食材5選

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実際に酒粕に合う食材とおすすめの調理法を5つ紹介していきましょう。しっくりくるものから意外な食材まで紹介していきますので、ぜひ献立の参考にしてください。

 

粕汁や粕漬けにもぴったりな「鮭」

まず酒粕に合う食材として紹介したいのが鮭です。和風のおかずから洋風のメニューまで幅広く活用できる鮭は、酒粕との相性も抜群。おすすめは粕漬けや粕汁ですが、鮭入りのシチューやチャウダーに隠し味として酒粕を入れてもコクが出て美味しく仕上がります。ちなみに粕漬けや粕汁に活用する際は、生ではなく塩鮭の切り身がおすすめです。特に粕漬けは塩鮭の方が余分な水分が抜けていて、味がしみこみやすいので便利です。

 

豚汁や酒粕みそ漬けもおいしい「豚肉」

酒粕に合うお肉でおすすめなのが豚肉です。豚肉は酒粕で漬け込んでから焼くとご飯に合いますし、いつもの豚汁の隠し味として酒粕を加えてもコクが出ます。また、酒粕で漬け込むときは、味噌も一緒に入れて1~3日ほど置いておくと豚肉がより柔らかくなるうえ、味に深みが出て美味しく仕上がります。

 

意外と相性抜群!「アボカド」

意外に思うかもしれませんが、酒粕はアボカドとの相性も良いんです。酒粕で漬けてアボカドの粕漬けにしたり、オリーブオイルと合わせてマリネにしたりするとお酒が進むつまみに。日本酒ならわさびやお醤油をプラスしても合いますし、ワインならクリームチーズと合わせても美味しいですよ。

 

 クラッカーやパンとの相性も◎

酒粕をクリームチーズやマヨネーズと合わせて作るディップはパンやクラッカーとの相性抜群。上記で紹介したアボカドの酒粕漬けやマリネをクラッカーやパンにのせても美味しいですよ。また、酒粕はパンの材料にもなります。酒粕を入れた手作りパンはふわふわしっとりに仕上がりますし、ほのかに甘酒の風味が楽しめます。手作りパンなら焼く過程で酒粕のアルコール分は失われるので、お子さんの朝食やおやつにもおすすめです。

 

 豆乳と合わせればヘルシーなシチューやグラタンも

洋食で使われることが多いホワイトソースは美味しいのですが、「カロリーが気になる」という方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、酒粕入りのホワイトソースです。小麦粉や牛乳の代わりに米粉、酒粕、豆乳で作るホワイトソースはカロリーも低く、シチューやグラタンなどいろいろな洋食メニューに活用できます。また、酒粕は焼くとチーズのような香りや風味が出るので、粉チーズの代替品としての料理に活用しても良いと思います。

 

酒粕に合う食材は他にもあるかも?ぜひお気に入りを探してみて

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いかがでしたか?今回紹介した食材以外にも、酒粕に合う食材はたくさんあります。いつも何気なく口にしていた食材が酒粕と相性ピッタリだった・・・なんてこともあるかもしれません。インターネット上でも酒粕のアレンジレシピはたくさん掲載されているので、ぜひお気に入りを探してみてください。

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魚や肉をつけた「粕漬け」や「粕汁」など、酒粕を使用した料理は多々ありますが、「もっと手軽に酒粕を摂りたい」という方には酒粕を入れた飲み物がおすすめです。

 

酒粕をたっぷりと溶かして作る甘酒はもちろんのこと、普段よく飲んでいるであろう飲み物に酒粕をプラスするだけでも、いつもと違った風味が楽しめて美味しいんですよ。

 

今回は酒粕について簡単に解説していくとともに、酒粕を入れて手軽に作れる飲み物レシピを5つ紹介していきたいと思います。

 

今人気の発酵食品「酒粕」

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酒粕の歴史は古く、日本酒と同じくらい昔から親しまれてきたと言われています。実際に日本酒に関しては、平安時代に書かれたとされる書物に酒造法が詳しく記されているため、酒粕もこの頃から魚や肉を漬け込み、長期保存させる目的で用いられていたと考えられています。

 

その後、現在に至るまで酒粕はさまざまな形で調理され、私たちの食卓を彩ってきました。最近は酒粕を使って作る酒粕甘酒が「飲む点滴」と称されるなど、酒粕の栄養価の高さが一躍注目されるようになり、美容や健康に良い発酵食品として人気を集めています。

 

酒粕を日常的に摂取したい理由

そもそも酒粕はタンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルという五大栄養素がすべて含まれている優秀な食材です。このなかでも特に豊富に含まれているタンパク質には、代謝を促進させウイルスや細菌に対する抵抗力をつける作用が期待できます。また、酒粕にはビタミンB1、B2、B5、B6などビタミンB群も種類豊富に含まれているため、身体の成長や再生をサポートし疲労回復を促す効果も見込めます。

 

酒粕には他にもさまざまな栄養分が含まれていることから、健康や美容面での効果が期待されています。そのため、酒粕は「毎日忙しくてしっかり食事がとれていない」「最近疲れやすい」「毎日の健康管理に気を付けたい」という方は特に日常的に摂取したい食材と言えるでしょう。

酒粕を使った美味しい飲み物のレシピ5選

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続いては酒粕を使った美味しい飲み物のレシピを5つ紹介していきたいと思います。

 

酒粕入りホットミルク

寝る前にホットミルクを飲んでいる方も多いのではないでしょうか。いつものホットミルクに酒粕をプラスすると、一気に大人の味に。酒粕の風味とまろやかな口当たりが楽しめます。

 

まずお鍋で牛乳を煮立たせたら、いったん火を止めます。そこに酒粕を加え、泡だて器などでほぐして溶かしていきましょう。酒粕50gに対して牛乳200mlが目安です。

 

酒粕が十分に溶けたら好みでお砂糖を入れてかき混ぜ、温めなおしたら出来上がりです。

黒ゴマ&バナナ入りの酒粕ドリンク

材料をミキサーにかけるだけの簡単レシピです。黒ゴマとバナナの風味が強いので、酒粕の香りが苦手という方にもおすすめです。

 

用意するのは酒粕大さじ3、牛乳150cc、バナナ1本、黒ゴマ大さじ1弱、はちみつ小さじ1。酒粕や黒ゴマはペースト状のものを使うと便利です。バナナは1本使いますが、先に凍らせておくとスムージーのように冷たい飲み物に仕上がります。用意した材料をすべて一緒にミキサーにかけ、よく混ざったら出来上がりです。

 

酒粕入りシナモンミルクティー

シナモン好きの方に特におすすめしたいのが酒粕を入れたシナモンミルクティーです。紅茶のティーバッグでOKなので、本格的な味が手軽に楽しめます。

 

用意するのは紅茶のティーバッグ1個、酒粕大さじ2、牛乳300ml、砂糖大さじ1~2、シナモンパウダー少々です。酒粕はペースト状にしたものの方が早く溶けるのでおすすめです。シナモンの量はぜひお好みで調整してみてください。

 

作り方は、まず酒粕と牛乳を小鍋に入れて煮立たせ、酒粕が溶けたらいったん火を止めます。そこに紅茶のティーバッグ、シナモンを入れて2分程度置き、そこに砂糖を加えたら器に注ぎましょう。最後にシナモンをお好みで振りかけたら出来上がりです。

 

酒粕入りカフェオレ ココアや紅茶でも◎

いつも飲んでいるカフェオレやココア、紅茶に酒粕をプラスするとより深みのある味が楽しめます。あらかじめ溶かしておいた酒粕を入れるだけでOK。酒粕の量はコップ1杯大さじ1を目安に、お好みで調整してみてください。ホットでもアイスでも美味しくいただけると思います。

 

王道!酒粕甘酒

市販の酒粕甘酒も良いですが、酒粕を使って手作りすると自分好みの味に仕上げることができます。材料は酒粕100g、水800ml、砂糖70g、塩ひとつまみを目安に調整してください。作り方は、まず小鍋に水を入れ火にかけ、沸騰したらいったん火を止めます。そこに小さくちぎった酒粕を入れて10分くらい放置し、酒粕が柔らかくなったら火にかけましょう。この時酒粕がしっかり溶けるように、かき混ぜるのを忘れずに。

 

酒粕が溶けて沸騰したら、砂糖と塩を入れ、味をみながらかき混ぜていきます。最後にひと煮立ちさせたら酒粕甘酒の出来上がりです。

 

酒粕は冷凍もOKなので、1度に使い切れなくても安心

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スーパーや酒屋で売っている酒粕は1kg~と大きなものがほとんどなので、使い切れるか心配という方も多いかもしれません。しかし酒粕はよほどのことがない限り長期保存が可能なので、一度に使い切ることができなくても問題ありません。また、酒粕は適量をラップに小分けにして包み、チャックの付いた保存袋に入れておけば1年程度冷凍保存することも可能です。

 

 簡単に作れる飲み物で日常的に酒粕を摂取しよう

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いかがでしたか?酒粕を使った飲み物を5つ紹介しましたが、どれもアレンジが利くレシピばかりなので、ぜひ好みの味に調整して飲んでみてください。季節によってホットとアイスで飲み分けても美味しくいただけますよ。

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酢には黒酢やバルサミコ酢、リンゴ酢、ワインビネガーなどいろいろな種類がありますが、そのなかでも日本で馴染み深いものと言えば米酢ではないでしょうか。

 

日本にお酢の醸造方法が伝わってきたのは4~5世紀ごろだと言われており、稲作農業が盛んな日本では米を原料とした米酢が古くから作られ、料理に活用されていたとされています。

 

一方で、米酢ほど長い歴史を持ってはいないものの、昔から日本で良く用いられている酢がもう1種類あります。

それが酒粕を原料にして作る「粕酢」です。今回はこの粕酢の歴史や特徴、作り方などを詳しく紹介していきたいと思います。

 

粕酢の歴史は江戸時代から お寿司と切っても切れない関係にあった?

 

粕酢は酢の大手メーカー「ミツカン」の創業者である初代中野又左衛門により、江戸時代に製造が開始されました。

 

当時江戸では、塩漬けした魚をお米と一緒に長期発酵させた「熟れ寿司」に少々酢を加え、発酵を進めた「半熟れ寿司」という押し寿司がブームになっていたそうです。

そのブームを聞きつけ「半熟れ寿司」を江戸で口にした初代中野又左衛門は、米酢よりも自分が作っている粕酢の方がこの「半熟れ寿司」に合うと確信し、酒造業のかたわら本格的に粕酢造りに励むようになっていきます。

 

当時はタブーとされていた粕酢造り

実は江戸時代では、酒造家が酢を作ることはタブーとされていました。

酒と酢は相性が悪く、酒樽に酢の元となる酢酸菌が入ってしまうと酒がすべて酢になってしまうからです。

 

しかし初代中野又左衛門の粕酢づくりは見事に成功し、徐々に評判を集めていくようになりました。

 

その頃、現在の握り寿司の原型となる生魚と米酢を用いた酢飯を握った「早寿司」が江戸でブームを巻き起こしていましたが、当時まだ米酢は高価なものでした。

その流行を知った初代中野又左衛門は、米酢ではなく粕酢を使えばもっとおいしいお寿司を作れるのではないかと考え、江戸で粕酢の販売を開始していきます。

 

すると粕酢が寿司飯に合うと評判になり、人気のお寿司屋さんが次々と粕酢を使うようになったそうです。

 

現在も江戸前のお寿司屋さんでは、寿司飯によく粕酢が使用されています。

 

酒粕から酢を作る方法とは

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長期間じっくりと貯蔵・熟成させた酒粕を発酵させて作られるのが粕酢です。

 

具体的な作り方は、まず酒粕を2年以上熟成させていきます。

こうすることで酵母が酒粕に含まれているタンパク質をデンプンや糖に分解していくため、全体が琥珀色に変化します。

次に、そこに酢の元となる酢種を加え、3年以上かけて熟成させると粕酢の完成です。

 

ちなみに酒粕を3年以上かけてじっくりと熟成させ、これを蒸留すると高級焼酎として知られる「粕取り焼酎」が出来上がります。

 

熟成させて作る粕酢はほんのりと赤い薄茶色をしていることから、「赤酢」と呼ばれることもあります。

お寿司屋さんに行って赤みがかかったシャリが出てきたら、粕酢を使用している可能性が高いと言えるでしょう。

 

現在は砂糖や化学添加物を加えたシャリを使用しているお寿司屋さんも多いそうですが、粕酢と塩のみで作った伝統的なシャリは固くなりにくく、口の中でぽろぽろとほどけるという特徴があります。

 

また、酸味も程よくあるので、脂がのっている魚によく合うと言われています。

 

粕酢の特徴とは?

粕酢には、家庭でもよく使用されている米酢と比べるとさまざまな特徴があります。

具体的に見ていきましょう。

 

粕酢は米酢と比べて酸味がまろやかで旨みが強い

長期熟成させた酒粕には100種類以上ものアミノ酸が含まれています。

その酒粕から作られる粕酢にも旨み成分であるアミノ酸が豊富に含まれるため、酢独特のツンとした感じがなくまろやかで、米酢よりも旨みが強いのが粕酢の大きな特徴です。

 

実際に粕酢の場合、酢そのものにしっかりとした旨みがあるので、料理に使うとひときわ奥深い味に仕上がります。

 

また、先ほども紹介したように熟成させた酒粕から作られるため、ほんのりと赤い薄茶色をしているところも粕酢の特徴のひとつです。

そのため、調理に用いると、食材がほんのり赤く色づきます。

 

アミノ酸やクエン酸が豊富 

粕酢には先ほども紹介したように、うまみ成分であるアミノ酸が豊富に含まれています。

アミノ酸は100gあたり穀物酢で50~80mg、米酢で100mg程度含まれていると言われていますが、粕酢には米酢の2倍にもなる200mgも含まれていることが分かっています。

 

また、粕酢にはクエン酸も多く含まれているので、疲労回復や、疲れやすい身体をサポートしてくれる効果も期待できます。

 

粕酢を使用するなら寿司飯や酢の物がおすすめ

 

粕酢は旨みが強く、酸味もまろやかなので、寿司飯や酢の物など酢そのものの味が楽しめる料理にも適しています。

 

また、粕酢はにおい成分として知られるダイアセチルの含有量が少ないことが分かっているので、酸っぱい匂いが苦手な方にもおすすめです。

現在はいろいろなメーカーから粕酢が販売されているので、ぜひ美味しいと思うものを選んで日々の食生活で活用してみてください。

 

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日本で古くから食用として親しまれてきた酒粕には、さまざまな調理法が存在します。

「酒粕ってまずいんでしょ?」と思っている方も多いかもしれませんが、ポイントを抑えておけば簡単に美味しく酒粕を調理することが可能です。

 

今回はそんな酒粕の種類や、「酒粕=まずい」と感じている方におすすめしたい、酒粕を美味しく食べるためのポイントを紹介していきたいと思います。

 

酒粕は大きく分けて4種類ある

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酒粕とは、簡単に言えば日本酒を作る過程で発生する副産物のことで、その形状や特徴によって大きく4種類に分けることができます。

 

まずはその酒粕の種類について特徴ととともに説明していきましょう。

 

板粕

スーパーなどで売られている四角いしっかりとした板状の酒粕のことを板粕と言います。

日本酒を絞る際に板状になって残った酒粕をカットしたもので、色は白っぽく、味は淡泊なのが特徴です。

 

バラ粕

バラ粕とは板状にならなかった小さな酒粕を集めたもののことです。

品質や色、味などは板粕とほぼ同じですが、バラ粕の方が柔らかく、水に溶けやすいという特徴があります。

地方によっては粉粕と呼ばれることもあります。

 

踏み込み粕

板粕やバラ粕を4~6か月ほど熟成させたものが踏み込み粕です。

踏み込み粕という名前は、酒粕をタンクに入れて足で踏み込み、圧縮しながら空気を追い出していくという製造方法に由来しています。

 

板粕やバラ粕と違って茶や黄金色をしているものがほとんどで、酢の原料や奈良漬などの漬物用としてよく使用されます。

地方によっては押し粕や諸白粕と呼ばれることもあるほか、踏み込み粕のことを練り粕と呼ぶところもあるそうです。

 

練り粕

酒粕を練って柔らかいペースト状にしたものが練り粕です。

練り粕はとても柔らかいので、野菜や肉、魚を漬け込む時によく用いられます。

 

酒粕を美味しく調理するためのポイント3選

 

酒粕の種類が分かったところで、続いては酒粕をおいしく調理するためのポイントを3点紹介していきましょう。

 

酒粕の種類によって調理法を使い分けよう

酒粕を使った料理と言われるとどんなものを思い浮かべますか?

甘酒や粕汁、野菜や肉、魚の粕漬けなど、酒粕を用いた料理は数多くありますが、美味しく調理したいなら酒粕の種類によって調理法を使い分けてみることをおすすめします。

 

例えば奈良漬などの漬物を作る際は熟成している踏み込み粕が適しています。

逆にそのまま食べたり甘酒や粕汁を作ったりする際は搾りたての板粕やバラ粕の方が美味しく仕上がるでしょう。

練り粕は先ほども紹介したように他の酒粕と比べてとても柔らかいので、野菜や肉、魚を漬け込んで粕漬けにするのに適しています。

 

板粕・バラ粕はあらかじめペースト状にしておくと調理も楽

板粕やバラ粕を調理に用いる際は、あらかじめペースト状にしておくと便利です。

 

特に板粕はとても硬いので、煮物や粕汁など水分が多めの料理に加えるならそのままでも問題ありませんが、炒め物や和え物に用いる際はあらかじめペースト状にしておいたものを使った方が簡単に調理できます。

 

ペースト状にするには板粕やバラ粕を小さくちぎって細かくしたものを水と一緒に鍋に入れて煮詰めても良いですし、同じものを電子レンジで加熱するだけでもOKです。

酒粕200gに対して水1カップ程度を目安に作ってみてください。

 

<h3>簡単&手軽に酒粕を調理するなら甘酒がおすすめ</h3>

酒粕を簡単&手軽に美味しく調理したいなら甘酒がおすすめです。

 

甘酒は酒粕を水で溶かして沸騰させるだけでOKなので、どなたでも簡単&手軽に調理できますし、お好みで砂糖や塩、おろしたショウガなどを加えても美味しく仕上がります。

 

酒粕独特の風味をまずいと感じている人も多いかもしれませんが、甘酒にしてショウガなどをプラスすることで飲みやすくなるので、酒粕が苦手という方にもおすすめです。

 

酒粕は冷凍保存も可能

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「酒粕をたくさん買ったけど使い切れなさそう・・・」

こんな不安を抱いてる方も多いのではないでしょうか。

 

酒粕には賞味期限が設けられていますが、直射日光が当たらない涼しい場所や冷蔵庫に置いておけば、よほどのことがない限り賞味期限以上の長期保存が可能です。

その際はチャックの付いた保存袋に入れて、できるだけ空気を抜いておくとよりフレッシュな状態で保存することができます。

 

酒粕をより長期保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。

使いやすい量をラップやビニール袋で小分けにして包み、チャックの付いた保存袋で冷凍保存しておけば、酒粕を1年程度保存することができます。

 

ちなみに冷凍保存した酒粕は、あらかじめ自然解凍したうえで、少量で構わないので日本酒に浸してから使用すると美味しくいただけます。

 

酒粕のアレンジ方法は未知数!おかずだけでなくお菓子にも

いかがでしたか?酒粕は粕汁や粕漬けといったおかずのメニューだけでなく、ケーキやクッキー、スコーンなどお菓子にアレンジしても美味しくいただけます。

また、みそ汁や煮物、カレーなどいつもの料理に酒粕を少量加えるだけでもコクが出てよりおいしく仕上がるので、「酒粕=まずい」という印象がある方は特に、ぜひいろいろな料理に酒粕をプラスしてみて下さい。

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