『飲む点滴』と呼ばれる甘酒!※多彩な成分をまとめました。
- 2018年7月26日
- テーマ:竹屋物語
美容や健康維持に効果的な飲み物として、近年注目を集めている甘酒。
実際に甘酒は“飲む点滴”と称されるほど栄養価が高く、多彩な成分を含んでいることが分かっています。
今回はそんな甘酒の成分や効能をまとめてみました。
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甘酒は酒粕甘酒と米麹甘酒の2種類ある
甘酒には酒粕を原料として作られる酒粕甘酒と、米麹から作られる米麹甘酒の2種類があります。
どちらのタイプの甘酒も栄養価が高く、色々な成分が入っていますが、それぞれ風味や大目に含んでいる成分、アルコール分の有無などで差があるようです。
例えば酒粕甘酒は、日本酒の製造過程で出る酒粕を水に溶かして作られているので、日本酒のようなふくよかな風味とコクが楽しめます。
一方で、米麹甘酒は、よりお米らしいまろやかな風味と甘みが楽しめる甘酒となっています。
また、酒粕甘酒は約1%のアルコール分を含んでいるのに対して、米麹甘酒はアルコール分を含んでいません。そのため、妊娠・授乳中の女性やお子さんには米麹甘酒の方がおすすめです。
栄養分の違いについては、酒粕甘酒の方が米麹甘酒よりもビタミンB群やタンパク質、食物繊維などの成分を大目に含んでいることが分かっています。
一方で、酒粕甘酒は米麹甘酒とは違って、ブドウ糖などの糖分をあまり含有していないため、甘みを足すために砂糖などが加えられることがほとんどです。
そのため、ダイエット中の方には米麹甘酒の方がおすすめです。
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甘酒に含まれている成分&効能とは
実際に甘酒に含まれている成分とその効能についてみていきましょう。
ブドウ糖
甘酒のなかでも、特に米麹甘酒にはブドウ糖がたっぷりと含まれています。
ブドウ糖は、血糖値を速やかに上昇させ、エネルギー代謝を促す作用があるので、疲労回復に効果的です。
また、ブドウ糖を摂取すると満腹感が得られやすいので、食事の前に甘酒を摂取するとダイエット効果も期待できると言われています。
ビタミンB群
甘酒にはナイアシンやビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸、ビオチン、パントテン酸といった8種類のビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群には肌のターンオーバーを促す作用があるので、美肌効果が期待できます。
また、ビタミンB群は代謝を促進し、脂肪燃焼を促す働きもするため、ダイエットにも効果的な成分なのです。
ミネラル
甘酒にはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。
例えばナトリウムにはアミノ酸やブドウ糖の吸収を促す作用が、カリウムには細胞の浸透圧や水分を調整する作用などがありますが、ミネラルは総じて私たちが生きていくのに必要な成分です。
甘酒なら、いろいろな種類のミネラルを一度に摂取することが可能です。
オリゴ糖&食物繊維
オリゴ糖は、胃や小腸で吸収されずに大腸まで届き、善玉菌を増やす働きをしてくれる糖質の一種です。
甘酒にはこのオリゴ糖と食物繊維が両方含まれているので、腸内環境の改善や便秘解消効果などが期待できます。
また、便秘が原因で起こる体重増加やポッコリお腹の改善にも効果的です。
エルゴチオネイン&フェルラ酸
甘酒には、エルゴチオネインやフェルラ酸という高い抗酸化作用を持つ成分も入っているので、アンチエイジングにも効果的です。
ちなみにエルゴチオネインはキノコや菌類に多く含まれているアミノ酸の一種で、“若返りビタミン”の異名を持つビタミンEのおよそ7,000倍もの抗酸化作用があると言われている成分です。
また、フェルラ酸は米ぬかやコーヒーなどに多く含まれているポリフェノールの一種で、こちらも高い抗酸化作用が期待できることが分かっています。
コウジ酸
コウジ酸とは、麹菌がお米を発酵させるときに作り出される成分です。
コウジ酸にはメラニンの生成酵素でもあるチロシナーゼの分泌を抑える作用があるので、シミやそばかすといった日焼け後に起こりやすい色素沈着の発生を予防するという意味で、美白効果が期待できます。
また、コウジ酸には抗酸化作用があるので、アンチエイジングにも効果的です。
必須アミノ酸
甘酒にはトリプトファン、バリン、イソロイチン、ロイチンといった9種類の必須アミノ酸が含まれています。
必須アミノ酸は体内で合成されない成分なので、食事などから摂取する必要がありますが、甘酒ならそれが一度に全て摂取できるのです。
また、甘酒には必須アミノ酸以外にも、シスチンやシステイン、アルギニン、グルタミンといったいろいろな種類のアミノ酸が豊富に含まれていることが分かっています。
100種類以上もの酵素
甘酒には、100種類以上もの酵素が含まれていることが分かっています。
基本的に、酵素には消化酵素、食物酵素、代謝酵素の3種類がありますが、甘酒には食べ物の消化吸収をサポートしてくれるアミラーゼやプロテアーゼ、リパーゼなどの酵素が含まれています。
酵素は年齢を重ねるにつれ徐々に減っていってしまうため、積極的に摂取したいもののひとつです。
まとめ
甘酒には酒粕を原料とする酒粕甘酒と米麹から作られる米麹甘酒の2種類がありますが、どちらも栄養価が高く、色々な成分を含んでいることがわかっています。
例えば甘酒には生きていくうえで必要となるミネラルや、体内では合成できない必須アミノ酸など、積極的に摂取したい成分も豊富に含まれています。
また、ビタミンB群やコウジ酸など、美肌・美白効果が見込める成分やダイエット効果が期待できる成分など、甘酒には健康・美容・ダイエットといったいろいろな面で役立つ成分が豊富に含まれているのです。
ぜひいろいろな効果が期待できる甘酒を、日常生活に取り入れてみてください。
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甘酒が“飲む点滴”と呼ばれていることをご存知でしょうか?
そもそも甘酒には米麹から作られる米麹甘酒と、酒粕から作られる酒粕甘酒の2種類がありますが、“飲む点滴”の異名を持つのは米麹甘酒の方となります。
では、どうして米麹甘酒が“飲む点滴”と呼ばれているのか、その秘密は両者に含有されている成分にありました。
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米麹甘酒と点滴の成分はほぼ一緒!?
米麹甘酒にはさまざまな成分が含まれています。
そもそも米麹甘酒は米麹とお米に水を加え、発酵させて作る飲み物です。
その製造過程において麹菌がデンプンやタンパク質を分解することから、米麹甘酒にはブドウ糖やアミノ酸が多く含まれていることがわかっています。
また、ブドウ糖やアミノ酸だけではなく、米麹甘酒にはビタミンB1、B2、B6といったビタミンB群も豊富に含まれています。
これらの成分は、私たちが生きていくのに必要不可欠であると同時に、実は病院で打つ点滴に含まれているものとほぼ同じなのです。
実際に米麹甘酒に含まれている成分の一例は以下の通りです。
ブドウ糖、オリゴ糖、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ビオチン、イノシトール、トリプトファン・リジン、メチオニン・フェニルアラニンなどの必須アミノ酸、食物繊維など
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点滴と甘酒の成分を比較してみた
病院で打つ点滴の中でも、栄養補給や水分補給のために使用されているものの一つに「ソルデム1輸液」というものがあります。
これには主な成分としてブドウ糖や塩化ナトリウム、L-乳酸ナトリウムなどが含まれており、効率よく水分と電解質が摂取できるようになっているようです。
一方で、米麹甘酒にはタンパク質や脂質が少量しか含まれていないため、ブドウ糖液に近い飲み物と言えます。
また、ナトリウムやリンなどの無機イオンも多く含んでいることからも、点滴に含まれている成分とよく似ていることが分かります。
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米麹甘酒の驚くべき効能とは
米麹甘酒と点滴の成分がほぼ同じであることがわかったうえで、続いては米麹甘酒にどのような効能が期待できるのか、詳しく見ていきましょう。
疲労回復に効果的
米麹甘酒に豊富に含まれているブドウ糖には、疲労回復をサポートしてくれる効果が期待できます。
また、米麹甘酒には、ブドウ糖をエネルギーに変換する作用があるビタミンB1や、消化・吸収を助ける麹菌の酵素も多く含まれているので、疲れやすい方や疲れがたまっているという方にもおすすめです。
ちなみに甘酒は冬の飲み物というイメージを抱いている人も多いかと思いますが、実は夏こそ飲みたいものでもあるんです。
今は昔、江戸時代には夏バテ予防で甘酒を飲む風習が広まっており、町には甘酒売りの姿も多くあったと言われています。
実際に甘酒は、俳句の世界では今でも夏の季語として使用されています。
美肌&美白効果
米麹甘酒の原料である米麹には、コウジ酸という成分が多く含まれています。
このコウジ酸にはメラニンの生成を抑え、シミやそばかす、肌のくすみを予防する作用があるため、日焼けしてしまった肌への対策や美肌ケアにおすすめです。
また、米麹甘酒には肌を健康に保つビタミンB群も豊富に含まれているので、美肌効果も期待できます。
ちなみに米麹甘酒を飲むだけでも美肌や美白効果が期待できますが、余った甘酒を肌に塗ったり顔パックとして使用したりすると、より高い効果が期待できると言われています。
便秘解消にも効果あり
米麹甘酒には食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれているため、腸内環境を整え、お通じを良くする効果が期待できます。また、腸内環境が良くなり、便秘が解消されると、肌荒れや吹き出物の改善にもつながります。
ダイエット効果も
米麹甘酒には便秘解消効果が期待できるので、ポッコリお腹の改善にもつながります。
また、米麹甘酒に含まれているブドウ糖は摂取後に血糖値をあげてくれるので、満腹感を得やすくなり、食べ過ぎ予防にも効果的です。
さらに、米麹甘酒には100種類以上もの酵素が含まれていることが分かっていますが、そのなかには脂肪を燃焼する働きがあるものも含まれていることからも、ダイエット効果が期待できるそうです。
また、米麹甘酒の場合、その製造過程において、お米に含まれているデンプンが米麹により醸されることで糖化するので、自然な甘さが生まれます。
そのため、米麹甘酒は十分な甘さがあるにもかかわらず、カロリーは控えめなのです。
一方で、酒粕甘酒の場合、生のままだと甘みが少ないので、甘みを出すために砂糖などが加えられることがほとんどです。
したがって、ダイエットとして甘酒を飲む場合は、米麹甘酒の方がおすすめです。
まとめ
米麹甘酒が“飲む点滴”と呼ばれている理由は、含有している成分が病院で使用されている点滴のものとほぼ一緒だからです。
このように、“飲む点滴”と呼ばれるくらい栄養価が高い米麹甘酒は、美容や健康、ダイエットなど、さまざまな面で効果が期待できます。
例えば米麹甘酒には疲労回復効果もあるので、疲れやすい方や最近疲れ気味の方、夏バテ気味の方にもおすすめです。
また、米麹甘酒は酒粕甘酒とは違って、アルコール成分が含まれていないので、妊娠・授乳中の方やお子さんにもおすすめです。
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同じ甘酒でも栄養価や効能が違う?酒粕or米麹あなたにおすすめなのは・・・
- 2018年7月10日
- テーマ:竹屋物語
甘酒には原材料に酒粕を溶かして作られる酒粕甘酒と、米麹を発酵させて作る米麹甘酒の2種類あります。
同じ甘酒でも、酒粕甘酒と米麹甘酒では含有している成分や効能にも大きく違いがあり、自分の目的に合ったものを選んで飲むようにしたほうが効果は現れやすいでしょう。
今回はそんな酒粕甘酒と米麹甘酒のそれぞれの栄養価や効能について説明していきたいと思います。
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酒粕から作られる甘酒の成分・効能とは
まずは酒粕甘酒の成分や効能についてみていきましょう。
そもそも酒粕甘酒とは、酒粕を水で溶いてから砂糖で甘みを加えた甘酒のことです。
酒粕甘酒の場合、日本酒の製造過程で作られる酒粕を使用して作られるので、アルコール分を含んでいるものが多いのが特徴です。
また、酒粕を水に薄めたままでは、甘みがほとんどないことから、砂糖を加えたものが多く、多少ではありますがカロリーが高くなりがちなのも酒粕甘酒ならではの特徴と言えます。
栄養価が豊富な酒粕甘酒
酒粕甘酒は米麹甘酒よりも栄養価が高いことがわかっています。
例えばビタミン類やタンパク質に関しては、酒粕甘酒の方が米麹甘酒の数倍もの量を含んでいるほか、便秘解消に効果的な不溶性食物繊維なども多く含有していると言われています。
そのほかにも、酒粕甘酒には100種類以上もの酵素やアミノ酸をはじめ、スフィンゴ脂質やレジスタントプロテイン、トリプトファン、GABAといった成分も豊富に含まれているのです。
健康・美容・ダイエット効果が期待できる?
酒粕甘酒には健康、美容及びダイエットなどの面で、さまざまな効能があると考えられています。
例えば酒粕甘酒に含まれているレジスタントプロテインという特別なタンパク質は、コレステロール値の低下や肥満を抑制する作用があることから、高血圧や肥満といった生活習慣病予防に効果的だと言われています。
また、酒粕甘酒にはレジスタントプロテインと不溶性食物繊維という2種類の便秘解消に効果的な成分が含まれていますが、これらは肥満の原因となる油分の脂質も腸内の老廃物と共に輩出してくれる作用があるため、ダイエットにも効果を発揮するそうです。
さらに酒粕甘酒にはスフィンゴ脂質や遊離リノール酸、フェルラ酸といった美白成分も豊富に含まれているほか、肌のターンオーバーを正常化するビタミンB1、B2をはじめとするビタミンB群も多く入っているため、美肌・美白効果も期待できます。
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米麹甘酒ってどんなもの?
米麹甘酒とはお米と米麹、お水を混ぜてから、数時間かけて発酵させて作る甘酒のことです。
米麹甘酒には酒粕甘酒と違ってアルコール分は含まれていないほか、基本的には砂糖を加えずに作られるため麹ならではの優しい甘さが楽しめるのが特徴です。
“飲む点滴”=米麹甘酒
一般的に“飲む点滴”と称されている甘酒は、実は米麹甘酒のことです。
実際に米麹甘酒には病院で使用される点滴とほとんど同じ成分が含まれているのだとか。
その栄養価の高さから、江戸時代には夏バテの特効薬として米麹甘酒がよく飲まれていたという説もあります。
栄養価も豊富で効能もいろいろ
米麹甘酒には健康、美容、ダイエットなどさまざまな分野で活躍する成分が豊富に含まれています。
例えば米麹甘酒にはオリゴ糖や食物繊維が多く含まれているため、便秘解消や腸内環境の改善にも効果的です。
また、腸内環境が整うことでポッコリお腹解消や、便秘が原因で起こるニキビや肌荒れ改善といった効能も期待できます。
さらに米麹甘酒には肌の色素沈着の原因となるメラニンの生成を抑える作用があるコウジ酸も豊富に入っているため、シミやそばかす、くすみ予防にも繋がります。
酒粕甘酒か米麹甘酒かで迷ったら・・・
ここまで酒粕甘酒と米麹甘酒のそれぞれの特徴や成分、効能を紹介してきましたが、「結局どちらの方が優れているの?」と疑問に思っている方も多いと思います。
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甘酒は“飲む点滴”と称されるほど栄養分を豊富に含有しており、さまざまな健康効果も期待されています。
一方で、「甘酒」と一概に言っても、原材料に使用しているのが酒粕か米麹かで2種類に分類できることをご存知でしょうか?
同じ甘酒でも酒粕を使用しているものと、米麹から作っているものとでは、実は含有している栄養分の多さに差があり、酒粕甘酒の方が、栄養分が豊富に含まれていることが分かっています。
そこで今回は、酒粕甘酒の驚くべき効能や、米麹甘酒との違いについて、紹介していきたいと思います。
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酒粕甘酒と米麹甘酒の違い
まずは酒粕甘酒と米麹甘酒の違いについて説明していきましょう。
酒粕甘酒とは
酒粕とはその名の通り、日本酒を製造する際に出る搾りカスのことです。
日本酒の製造過程で原料である酒米を蒸した後、そこに水や麹菌、発酵菌を加えてもろみを作ります。
出来上がったもろみを発酵・熟成させ、ろ過することで日本酒が出来上がるのですが、このろ過して液体を搾り取った後に残るカスが酒粕になります。
酒粕を使った甘酒は、酒粕を水に溶かして作られるので甘みは薄めですが、不溶性食物繊維やビタミンB、タンパク質といった栄養成分が豊富に含まれていることが特徴です。
またアルコール分が含まれているのも酒粕甘酒ならではと言えます。
米麹甘酒とは
米麹甘酒は米麹とお水、お米を発酵させて作る甘酒のことです。
発酵させることで、お米に含まれているデンプンがブドウ糖に変化するため、米麹甘酒の方が自然な甘みを感じられます。
ちなみに、一般的に“飲む点滴”と称されているのは米麹甘酒の方です。
米麹甘酒のなかには300を超える酵素や、それをサポートする補酵素が豊富に含まれているほか、ビタミン類やミネラルもバランスよく含有されています。
また、米麹甘酒は酒粕甘酒と違ってアルコール分を含んでいないため、お子さんや妊婦さんも安心して飲むことができるのです。
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酒粕甘酒の驚くべき効能とは
“飲む点滴”と称される米麹甘酒の方が、栄養価、効能と言った面で優れていると言われることも多いのですが、近年では酒粕甘酒の驚くべき効能にも注目が集まってきています。
実際にテレビ番組で酒粕の健康や美容における効能が特集されたことで、一般の方からの興味も高まっているようです。
では、酒粕甘酒にはいったいどのような効能があるのか、詳しく説明していきましょう。
美白・美肌効果が期待できる
酒粕甘酒には美容効果をもたらしてくれる成分も豊富に含まれています。
例えば、酒粕甘酒に含まれているアルブチンや遊離リノール酸、スフィンゴ脂質は、シミやそばかすの元となるメラニン色素を生成するチロシナーゼという酵素の働きを妨げる作用があることから、美白効果が期待できます。
また、酒粕甘酒は発酵作用により生成された酵素や良質なたんぱく質の原料となるアミノ酸も多く含んでおり、良質なタンパク質は健やかで美しいお肌の材料にもなります。
さらに、酒粕甘酒はビタミンB1、B2をはじめとする計8種類のビタミンB群を含んでいます。
このうちビタミンB1、B2、B6にはお肌のターンオーバーを正常化する作用があるため、新しい角質層の生成を促し、美肌を促進する効果が期待できます。
また、酒粕甘酒にはお肌の角質層で、肌の潤いを保つ働きを持つセラミド成分であるスフィンゴ脂質が含まれているため、お肌の保湿効果も見込めます。
便秘解消&肌荒れ改善
酒粕甘酒にはレジスタントプロテインという、胃で分解されにくいタンパク質が多く含まれています。
レジスタントプロテインとは食物繊維と同等、もしくはそれ以上の腸内改善効果があると考えられている特別なタンパク質です。
さらに酒粕甘酒には不溶性食物繊維も多く含まれているので、便秘解消及び腸内フローラ改善への高い効果が期待できます。
また、腸内環境が正常化されることで、肌荒れやニキビへの改善も見られるかもしれません。
健康的な痩せにアプローチ?ダイエット効果がスゴイ
前述したレジスタントプロテインや食物繊維は、肥満の元となる油分の脂質や脂肪も腸内の老廃物とともに体外へと排出してくれるため、ダイエットにも効果的です。
また、酒粕甘酒に含まれる100種類を超える酵素やアミノ酸は、食べ物を効率よく消化・吸収してくれる作用があるため、太りにくい体質づくりにも適しています。
そもそも酒粕甘酒自体は白砂糖を多く加えなければカロリーが高くなる心配もなく、健康的に痩せたいという方におすすめです。
高血圧、糖尿病など生活習慣病の予防にも
酒粕甘酒には美容やダイエットだけでなく、健康的な効果も多岐にわたり見込めることが分かっています。
例えば、先ほども紹介したレジスタントプロテインには高血圧や糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病への効果も期待できると考えられています。
また、酒粕甘酒には抗うつ作用があるセロトニンの原料となるトリプトファンというアミノ酸や、精神を安定させるGABAという成分も含まれているため、精神状態をリラックスさせメンタルヘルスを改善する効果もあるそうです。
酒粕甘酒を美容や健康に活用しよう
酒粕甘酒の1日の摂取目分量はコップ一杯程度です。
疲れ気味の方や、睡眠不足だという方は、ぜひ寝る前に酒粕甘酒を1杯飲んでみてください。
酒粕に含まれているトリプトファンやGABAが高ぶった精神をリラックスさせ、快適な睡眠を誘ってくれます。
また、「油ものを食べたいけどコレステロールが気になる」という方は、食事の前後に酒粕甘酒を飲むことをおすすめします。
食事の前後に飲むことで酒粕甘酒の成分が消化をサポートしてくれるほか、油ものを食べても消化吸収される前に油分の脂質が排出されるため、悪玉コレステロールが増える心配もないからです。
このように、酒粕甘酒をぜひ美容や健康に活用してみてください。
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