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甘酒 夜 (6)

甘酒は日本伝統の飲み物ですが、具体的にその歴史がどのくらい前に始まったのかご存知ではない方も多いのではないでしょうか。

甘酒の歴史には諸説ありますが、実はそのルーツを探ると古墳時代にまで遡ると言われています。

そこで今回は、意外と知られていない甘酒の歴史について紹介していきたいと思います。

 

 

古代から愛飲されてきた甘酒 その始まりは古墳時代?

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甘酒の歴史はとても古く、その始まりは古墳時代に朝鮮半島から渡った渡来人が、

蒸し米を糖化して作る「一夜酒(いちやざけ、ひとよざけ)」の作り方を教えたことから始まったと言われています。

「一夜酒」は現在の甘酒と同じようなもので、一晩掛けて作られることからこの名で呼ばれるようになったそうです。

 

また、酒粕甘酒に関しては、『万葉集』に収められている山上憶良の『貧窮問答歌』に出てくる「糟湯酒(かすゆさけ)」が起源だと言われています。

「糟湯酒」は酒粕をお湯で溶いてつくる庶民のお酒だと考えられており、

山上憶良の和歌では冬の季語として用いられています。

『万葉集』は奈良時代末期に成立したとされているので、

呼び名は違えど酒粕甘酒もかなり古くから庶民の間で親しまれていたと言えるでしょう。

 

時代によって名前が変化してきた甘酒の歴史

甘酒は時代により呼び名が変化していったことが分かっています。

例えば奈良時代に書かれたとされる『日本書紀』には

「狭名田(さなだ)の田の稲を以て、天甜酒を醸みて嘗す、又淳浪田(ぬなた)の稲を用て、飯を為きて嘗す」という記述があります。

これは酒造りの神様である木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が「天甜酒(あまのたむざけ)」を作ったという話で、この天甜酒が甘酒の起源だと考えられています。

 

その後、平安時代になると、夏場に貴族が冷やした甘酒を好んで飲んでいたそうです。

続く室町時代には「醴酒(こさけ)」という名前で、庶民にも売られるようになったと言われています。

この頃は現代とは違って甘味も少ないので、甘味が感じられる大衆飲料としても親しまれていたようです。

甘酒という名前が一般的に使われるようになったのは江戸時代からでした。

 

江戸時代後期に発行された『守貞漫稿(もりさだまんこう)』には、

「甘酒売り」という項があり、当時の甘酒について漫画風の描写と説明が載せられています。

 

 

江戸時代には甘酒が庶民の間で浸透 夏の必需品として人気を集める

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江戸時代に入ると、甘酒は庶民の間で普及していくこととなります。

今では甘酒と言えば冷えた体を暖めてくれる意味合いから、冬に飲むホットドリンクという印象が強いですが、

江戸時代には甘酒は夏の必需品として親しまれていました。

実際に俳句の世界では、甘酒は今も夏の季語として用いられています。

 

江戸や京都、大阪では“甘酒売り”が多く出るように

江戸時代になると街中に「甘酒売り」という行商が多く出てきて、

「甘い甘い甘酒~」という文句を口にしながら商売をしていたことが分かっています。

実際に先ほども紹介した『守貞漫稿(もりさだまんこう)』には、

「夏になると江戸や大阪、京都で甘酒売りが多く出てきて1杯4文で売っている」というような記述があります。

ちなみに当時の甘酒売りは時代劇などに出てくる行商と同じように天秤棒を両肩に担いで、1杯ずつ甘酒を売るというスタイルでした。

甘酒は非常に人気のある飲み物だったことから、甘酒づくりは当時の武士の内職として行われていたとも言われています。

 

甘酒は幕府公認の健康ドリンクだった?

先ほども紹介したように、甘酒は江戸時代に1杯4文で販売されていました。

1文が現代の12円くらいなので、4文は約50円、甘酒は当時でも決して高価なものではないことが分かります。

そもそも江戸時代には今のようにエアコンや扇風機などはなかったため、

暑い夏は体力を消耗して病気になる人も多く、1年間で最も死亡率が高かったそうです。

そこで江戸幕府は庶民の健康を守るために、栄養価が高く疲労回復効果が期待できる甘酒を奨励し、

甘酒の値段を最高4文に制限していたと言われています。

 

江戸時代の甘酒はホットが主流

江戸時代には、お酒の席の前に甘酒を飲んで悪酔いを防ぐことが武士の作法でもありました。

ちなみに当時は甘酒と言えばホットが主流で、暑い夏に熱い甘酒を飲むのが一般的だったそうです。

なぜなら、江戸時代はまだ砂糖と同じくらい氷が高価だったため、暑いからと言って甘酒を冷やして飲むという風習はなかったのです。

また、庶民の間では熱い甘酒にショウガをいれたものが愛飲されていたと言われています。

 

 

全国各地に点在?歴史を感じさせてくれる甘酒地藏

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「甘酒地蔵」という名を聞いたことはありませんか?

実は甘酒地蔵と呼ばれている地蔵尊は1体だけではなく、全国各地に点在しています。

例えば宮城県の鳴子温泉には源義経と弁慶の伝説がある甘酒地蔵尊が祀られていますし、横浜市久保町にも甘酒地蔵と呼ばれるお地蔵様が祀られています。

近くに甘酒地蔵が祀られているのならその歴史や伝承を調べてみても楽しいかもしれません。

 

 

甘酒は日本伝統の健康ドリンク 毎日飲んで健康維持に役立てよう

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いかがでしたか?

甘酒の歴史は古く、古墳時代から受け継がれてきた伝統的な飲み物だということが分かりました。

江戸時代とは違って、今では冷たい甘酒も難なく飲めるようになったので、ぜひ熱い夏の熱中症予防や疲労回復に役立ててみてください。

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甘酒 夜 (4)

最近、健康、美容、ダイエットなどの効果が優れていることから人気を集めている甘酒。

実際にテレビや雑誌などで甘酒の効能が取り上げられる機会も増えてきました。

しかし身体に良いことが分かっていながらも甘酒に手が伸びない、という方の中には

「甘酒の味が苦手」という方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、「甘酒はまずい」と感じている方にぜひ試してほしい

・ちょい足しレシピ

・アレンジ方法

たっぷりと紹介していきたいと思います。

 

 

“飲む点滴”と称される甘酒 だけど「まずい」と感じている人は意外と多い?

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甘酒は“飲む点滴”と呼ばれるほど栄養価に優れている飲み物です。

その健康効果は高く、江戸時代には、夏バテ予防や疲労回復のための栄養ドリンクとして

庶民の間で広く親しまれていたことが分かっています。

 

ちなみに甘酒には原料の違いで「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類に分類できますが、

“飲む点滴”と呼ばれているのは米麹甘酒の方です。

実際に米麹甘酒には点滴と同じようにブドウ糖が多く含まれているほか、

美容や健康に良い成分も豊富に入っています。

 

しかしだからといって酒粕甘酒の効能が低いというわけではありません。

酒粕甘酒には腸内の脂肪を排出してくれる「レジスタントプロテイン」や

保湿効果が高い「スフィンゴ脂質」などの成分が豊富に含まれているため、

ダイエットや美容への効果が期待できると言われています。

 

ただ、甘酒がどれだけ栄養満点でいろいろな効果が期待できても、口に合わなかったら続けることは難しいですよね。

実際に甘酒独特の甘みや風味が原因で、甘酒をまずいと感じている方は多いようです。

また、小さい頃に甘酒を飲んでまずいと思い、大人になってからも敬遠しているという方も少なくはないかもしれません。

 

 

 甘酒にちょい足しするだけ!簡単に美味しくなる食材6選

甘酒はアレンジ次第で独特の甘みや風味を和らげ、飲みやすくすることができます。

まずは甘酒にプラスするだけで美味しくアレンジできるちょい足しレシピを6つ紹介していきたいと思います。

 

生姜&はちみつ

すりおろした生姜とはちみつは甘酒との相性抜群!

身体がポカポカと温まるので、寒い冬の時期や冷房が厳しい夏にもおすすめです。

甘酒はレンジで温めても良いですし、小鍋で煮立ててもOK。

ぜひお好みで味を調整してみてください。

生姜の風味とはちみつの甘さが心も体もホッとさせてくれます。

 

牛乳や豆乳

甘酒を牛乳や豆乳で割ると、甘酒独特の風味が和らぎ飲みやすくなります。

また、牛乳や豆乳に含まれているたんぱく質やカルシウム、大豆イソフラボンなどの栄養素も一緒に摂取できるので、より効率よく栄養を補給することが可能です。

 

ほうじ茶やコーヒー

ほうじ茶ラテやカフェラテの要領で甘酒を加えると、

ラテとはまた違った風味が楽しめる飲み物に仕上がります。

ホットのほうじ茶やコーヒーの方が甘酒独特の風味や甘みが和らぐので、

気になる方はぜひ温めてからちょい足しを試してみてください。

 

レモンや柚子などの柑橘類

美容のために甘酒を飲みたいという方におすすめなのがレモンや柚子などの柑橘系のちょい足しです。

レモンや柚子にはビタミンCが豊富に含まれているため、

甘酒に加えることで美肌のための栄養素を効率よく摂取できるようになります。

また、レモンや柚子に含まれているクエン酸は疲労回復効果が期待できるので、

疲れやすい夏の飲み物としてもおすすめです。

作り方は甘酒1杯に対してレモンや柚子1個を絞って果汁を入れるだけ。

生のレモンや柚子が手に入らない場合は市販の果汁を利用してもOKです。

 

きなこ

温めた甘酒にきなこを加えるだけで、栄養たっぷりの飲み物に仕上がります。

きなこの風味とほんのりとした甘さがクセになる美味しです。

 

ヨーグルト

甘酒とヨーグルトの発酵食品の組み合わせは、

便秘改善や腸内環境を整える効果が期待できます。

特に米麹甘酒とビフィズス菌入りのヨーグルトを一緒に食べることで甘酒とヨーグルトの相乗効果をしっかりと得ることができるそうです。

基本は甘酒とヨーグルトを同量ずつ混ぜるだけでOKですが、

飲み物として摂取したい方は甘酒を多めに、

反対に食べ物として摂取したい方はヨーグルトを多めに加えてみてください。

 

 

料理やお菓子へのアレンジもおすすめ

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甘酒は相性の良い食材をちょい足しするだけでも味が変化して美味しく仕上がりますが、

料理やお菓子の材料として利用することも可能です。

ここでは、甘酒をまずいと感じる方にぜひおすすめしたい料理やお菓子へのアレンジレシピを5つ紹介していきたいと思います。

 

甘酒プリン

甘酒で作るプリンは甘さも控えめで栄養たっぷりなので、お子さんのおやつにもおすすめです。

作り方はいろいろありますが、甘酒ミルクプリンなら牛乳と甘酒、ゼラチンだけで手軽に作ることができます。

作る手順は、小鍋に材料を全て入れ、ゼラチンが溶けるまでよく加熱して混ぜていき、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やして固めるだけ。

牛乳が苦手という方は豆乳で代用しても美味しく仕上がりますよ。

 

甘酒アイスクリーム

牛乳の代わりに甘酒で作るアイスクリームは美味しくて栄養もたっぷりと摂取できます。

甘酒には自然な甘みがあるので、砂糖を加えなくてもほんのりとした甘みが感じられるアイスクリームに仕上がりますよ。

イチゴやバナナ、ゴマなどお好みの材料と一緒にミキサーにかけて、冷凍庫で冷やすだけでOKなので、作り方もとても簡単です。

 

ディップソースやドレッシング

甘酒はすりごまやお酢などと合わせると、まろやかな甘みが感じられるドレッシングに仕上がります。

また、お味噌と混ぜて作るディップソースはヘルシーで美味しく、野菜スティックと良く合います。

 

煮込みや照り焼きの隠し味として

甘酒はお肉類との相性も抜群です。

例えば鶏肉や豚肉をあらかじめ甘酒に漬けておいてから照り焼きにすると、お肉がふっくら柔らかく仕上がります。

また、鶏肉のトマト煮込みなど、味が濃い煮込み料理に加えると、甘酒の自然な甘みが隠し味となって美味しいです。

 

パスタやポテトサラダなど洋風のおかずにも

甘酒はトマトパスタやポテトサラダなど、洋風のおかずの隠し味としても役立ちます。

特に味の濃い料理に加えると、甘酒ならではの風味や甘みはほとんど感じなくなるので、甘酒が苦手な方にもおすすめです。

 

 

お気に入りのアレンジ方法を見つけて甘酒を美味しく摂取しよう

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いかがでしたか?

甘酒をまずいと感じる方の多くは、そのまま飲む以外の方法を試したことのない方だと思います。

甘酒は生姜やはちみつ、きなこなどをちょい足しするだけでも、味や風味が変わって美味しく仕上がるので、ぜひいろいろなレシピを試してみてください。

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甘酒や西京漬け、奈良漬など、酒粕と言えば溶かして飲んだり料理に使ったりするイメージが強い方も多いのではないでしょうか。

確かに酒粕は口にする用途の方が多いようですが、実は作物を育てるための肥料としての活用法もあります。

今回はそんな酒粕から作ることができる肥料について紹介していきましょう。

 

食べて良し、飲んでも良し!さらに肥料としても活用できる酒粕

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酒粕はその栄養価の高さから、近年、特に美容に関心がある女性や健康維持をした方から注目を集めています。

最近は甘酒ブームも到来しましたし、酒粕を使って自分で甘酒を作って飲んでいるという方も多いのかもしれません。

 

一方で、冒頭でも説明したように、酒粕は飲む、食べる以外にも活用法があります。

そのひとつが肥料です。

 

米のとぎ汁や米ぬかを土に混ぜたり植物に与えたりして活用するという話を聞いたことはないでしょうか。

実は酒粕も同じように、肥料して活用することが可能です。

それどころか酒粕には植物の成長に必要なアミノ酸などの成分が豊富に含まれていることから、昔から肥料の材料として重宝されてきたことが分かっています。

 

酒粕が肥料としても優秀な理由

酒粕が肥料として優秀なのは、含有している多種の成分が関係しています。

例えば酒粕は日本酒を作る際に生まれる副産物ではありますが、その製造過程で発酵されるため、酵母を含有しています。

酵母は人間の身体にとっても馴染み深いものですが、実は農業でも重要な役割を担っているのです。

 

例えば酵母は堆肥に含まれている有機物の腐敗を予防したり、アミノ酸肥料と一緒に撒くことでアミノ酸を土の中でキープさせておいたりする作用があります。

酒粕にはもともとアミノ酸が豊富に含まれているため、酒粕から作られた肥料は土壌を豊かにし、植物の成長を促す効果が期待できると言えます。

また、酵母には植物ホルモンを生成し、花を大きくする働きがあるため、トマトやキュウリなど実がなる野菜の肥料として使用されることも多いようです。

 

市販されている酒粕入り肥料は少ない?その理由とは

酒粕は肥料の材料として優秀ではありますが、その一方で市販されている酒粕入りの肥料は実は多くはありません。

酒粕にはもともと6~8%のアルコール分が含まれているため、大量に使用してしまうと害が出てしまう可能性があるからです。

また、酒粕は肥料を作るにあたって保存が難しく、コストもかかってしまうため、肥料として市販するのが難しいことも原因として考えられます。

 

酒粕入りのぼかし肥料を作ってみよう

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酒粕入りの肥料は自分で作ることができます。

作り方はそこまで難しくはないので、ぜひ実践してみてください。

おすすめは酒粕を使ったぼかし肥料です。

 

ぼかし肥料とは

ぼかし肥料とは有機肥料にもみ殻を加えて発酵させた肥料のことです。

そもそも米ぬかや油粕などの有機肥料は微生物が分解することで効果が現れるため、効果の出方が緩やかだというデメリットがありました。

しかし、ぼかし肥料の場合、発酵させてから使うため、もともと微生物が多く含まれており、植物への効果が現れやすいという特徴があります。

 

ちなみに“ぼかし”という名前は、土に米ぬかや油粕を加えて薄めたことから、似ている意味を持つ「ぼかす」という言葉に由来して呼ばれるようになったそうです。

原材料は米ぬかや油粕、牛糞、鶏糞、魚粉など、窒素分を含んでいる有機物なら何でもOKなので、まずは手軽なものから挑戦してみても良いかもしれません。

 

酒粕を入れたぼかし肥料の作り方

実際に酒粕を入れたぼかし肥料の作り方を紹介していきましょう。

今回は米ぬかを主原料としたぼかし肥料を取り上げていきたいと思います。

 

まず材料となるのが米ぬかと酒粕、水、あとは土やもみ殻です。

まずはこれらをすべてよく混ぜ込みます。

酒粕はあらかじめ水に溶かしたものを使うと混ぜ込みやすくなるので便利です。

ポイントは水を入れすぎないこと!

水を加えすぎると腐敗の原因となるので、少しずつ入れていくようにしましょう。

水は目分量でかまいませんが、出来上がった肥料が手で握ると固まる位になるまで加えていきます。

 

次に出来上がった肥料をナイロン袋などに入れ、密封した状態で発酵させていきます。

この時、保管場所は日陰を選びましょう。

季節や温度によって発酵スピードは異なりますが、

夏なら大体1か月、

冬なら2~3か月程度で完成します。

 

酒粕入りぼかし肥料を使ってみよう

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酒粕入りのぼかし肥料は元肥としても追肥としても活用できます。

それぞれの使い方を見ていきましょう。

 

元肥としての使い方

元肥とは植え付けの時に使用する肥料のことです。

ぼかし肥料は先ほども紹介したように、有機肥料と比べて効果が出やすく、窒素含有量も多いため、与えすぎてしまうと病害や虫の被害を招く可能性があります。

そのため、必要量の半分程度を、全体に混ぜ込まずに上層の方だけに混ぜた方が効果的です。

 

追肥としての使い方

追肥とは生育途中に与える肥料のことです。

酒粕入りのぼかし肥料を追肥として与える場合は、表面に少量を与えると良いでしょう。

与えすぎにはくれぐれも注意が必要です。

 

酒粕入りの肥料を使って有機栽培を始めよう

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いかがでしたか?

酒粕入りの肥料は作り方が簡単なうえ、効果も出やすいので、身近な材料と合わせて手作りしてみてはいかがでしょうか。

上手に使ってぜひ有機栽培にも活用してみてください。

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最近身体へのいろいろな効果で注目されている酒粕。

実際に美容やダイエットに気を使う女性の間で酒粕の甘酒などが人気を集めているようです。

一方で、酒粕の健康効果と言われるとあまりピンとこない方も多いのではないでしょうか。

実は酒粕には含有成分から期待できる健康効果だけでなく、
料理に代用することで減塩生活をサポートしてくれる効果が期待できます。

 

現代人は塩分を摂りすぎ?塩分過多のリスクとは

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「塩分の摂り過ぎは身体に悪い」とはよく聞きますが、
具体的に塩分過多にはどのようなリスクがあるのかご存知でしょうか。

そもそも日本人は、醤油や味噌などの調味料を摂取することが多いため、
塩分摂取量が多い傾向にあることが分かっています。

最近は減塩醤油などの調味料も販売されていることもあり、近年は減少傾向にありますが、
それでも日本人の食塩摂取量は依然として多く、男女ともに目標値を上回っているのが現状です。

人間は体内で塩分濃度を一定に保つ機能を備えています。

例えば塩分を摂り過ぎてしまうと、血液中の塩分濃度を下げるために水分を溜め込もうとします。

その結果、血液量が増加することで起こりやすくなるのが高血圧です。

また、過剰に摂取した塩分を排出するために腎臓に大きな負担がかかり、
腎臓病や尿路結石などの病気につながる可能性もあります。

 

健康維持のためには“攻め”と“守り”の2方向の減塩が大切

塩分量は目に見えるものではないため、
毎日の食生活でしっかりと自己管理する必要があります。

大切なのは普段の食生活で塩分を摂り過ぎないようにする“攻め”と、
体内の塩分排出に効果的な食品を摂るようにする“守り”の2方向から減塩を心がけていくことです。

例えば“攻め”の減塩対策としては、外食でも減塩のメニューを選ぶようにすること、
調味料を使いすぎないようにすることなどが挙げられます。

また、ラーメンやそば、うどんなどのスープをすべて飲んでいるのなら、
少し飲む程度に留めておくことも立派な減塩対策の一つです。

一方で“守り”の減塩対策としては、
体内で塩分排出を促してくれるカリウムやカルシウムを多く含んでいる食品を摂取することが第一に挙げられます。

 

酒粕は塩分0?さらに嬉しい効果も

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ここまで塩分過多のリスクや減塩について紹介してきましたが、
実は塩分が全く含まれていない食品というものもあります。

そのひとつが酒粕です。

酒粕というと奈良漬や西京漬けのイメージで“塩分が多くてしょっぱいもの”と思われる方も多いかもしれませんが、
実は、酒粕は風味は良いものの塩分含有量は0なのです。

さらに酒粕には減塩生活をサポートしてくれる嬉しい効果が他にもあることが分かっています。

 

酒粕には体内の塩分を排出してくれるカリウムも含まれている

酒粕にはリン、マグネシウム、亜鉛など人間が生きていくうえで必要なミネラルが豊富に含まれています。

また、体内で塩分(ナトリウム)を排出してくれる働きがあるカリウムやカルシウムも豊富に含まれているのも酒粕の特徴のひとつです。

例えば酒粕を使って作る代表的な料理のひとつに奈良漬がありますが、
酒粕は瓜などの野菜から塩分を抜きだし、うまみを加えていくために用いられています。

塩漬けされているはずの野菜がしょっぱすぎることなく、
豊かな風味とともに美味しい奈良漬としていただけるのは、酒粕の働きがあってこそだと言えるでしょう。

 

酒粕を代用して美味しく塩分カットしよう

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酒粕には塩分は含まれていませんが、とても風味が良い食材なので味噌や醤油の代用も可能です。

お味噌や醤油の使用量を減らすことができるだけでなく、料理のうまみやコクを引き出してくれます。

 

カレーやシチューのルーを少なめにして酒粕をプラス

カレーやシチューのルーはとても便利ですが、塩分含有量が多いため、ルーを少なめにして酒粕で代用してみましょう。

塩分の量を少なくしてくれるだけでなく、しっかりとコクが出るので美味しく仕上がります。

ちなみに市販のルーを一切使用せず、酒粕と豆乳で作るシチューなら、
さらに塩分控えめでとてもおいしく仕上がるので興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。

 

いつものお味噌汁に酒粕を加える

酒粕は味噌との相性が良いため、いつものお味噌汁に味噌を少なめにして酒粕を加えても美味しいです。

風味やコクを出すために加えても良いですし、たっぷりと加えて粕汁にするのもおすすめです。

根菜や豚肉を入れて具沢山の酒粕入りのお味噌汁にすれば、塩分少なめでヘルシーに仕上がります。

 

ホイル焼きなどのおかずにも

酒粕は鮭や野菜を入れて作る石狩鍋にも使われていますが、簡単にホイル焼きにしても美味しいです。

鮭や鱈を酒粕と一緒にアルミホイルで巻いて焼くだけなので簡単ですし、
酒粕を調味料として使うことで塩分控えめに仕上がります。

マイタケやエノキダケなどのキノコ類やネギを一緒に加えると、
野菜のうまみや甘さが出てボリュームもあるおかずになります。

 

和風にも洋風にもアレンジ自在な酒粕を使って減塩を目指そう

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酒粕と言われると甘酒や西京漬け、奈良漬という印象が強いかもしれませんが、
実は和風だけでなく洋風の料理にもアレンジすることができます。

味噌や醤油の代わりに酒粕を加えることで塩分の使用量を減らすだけでなく、料理のコクやうまみも出してくれるので、
酒粕を代用して美味しく塩分カットしてみてはいかがでしょうか。

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麦や芋、そば、サトウキビなど焼酎の原料にはいろいろなものがありますが、実は酒粕を元に作られている焼酎もあることをご存知でしょうか?
酒粕を原料に作られる焼酎は「粕取り焼酎」と呼ばれており、お米を原料とする米焼酎とはまた違う特徴を持っています。
今回はそんな粕取り焼酎の種類や特徴、おすすめの飲み方などを紹介していきたいと思います。

 

 

酒粕を使った焼酎「粕取り焼酎」とは

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日本酒を製造するときにできる酒粕には約8%のアルコールが含まれており、このアルコールを蒸留させて作られているのが粕取り焼酎です。
日本酒を製造している酒蔵などでは粕取り焼酎を作っているところも多く、現在は様々な銘柄のものが販売されています。
福岡や九州北部で盛んに製造されており、泡盛と同じくらい長い歴史を持つ焼酎です。

また、粕取り焼酎は製造方法によって「正調粕取焼酎」「吟醸粕取焼酎」の2種類に分類できます。

 

正調粕取焼酎

「正調粕取焼酎」とは、まず酒粕に水を加えて発酵させ、そこにもみ殻を混ぜてせいろ型の蒸留機にかけるという伝統的な製法で作られている粕取り焼酎のことです。
もみ殻独特の香りや風味が強く、飲み応えがあるのが特徴です。

 

吟醸酒粕焼酎

日本酒において、酒米を50~60%以下まで精米して作られるものを吟醸酒や大吟醸酒と言います。
「吟醸酒粕焼酎」とは、この吟醸酒や大吟醸酒の酒粕を再発酵させて作る粕取り焼酎です。
吟醸香と呼ばれる桃やリンゴなどを思わせる爽やかな香りが楽しめるのが大きな特徴で、「正調粕取焼酎」よりもすっきりとした味わいが楽しめます。

 

 

好みが分かれるかも?独特の風味と香りが楽しめる「粕取り焼酎」

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粕取り焼酎は麦や芋などメジャーな焼酎よりもクセが強めなので、好みが分かれるかもしれません。
ただ、日本酒の香りや風味を感じられるものも多いので、日本酒好きの方なら抵抗なく美味しくいただけると思います。
例えば甘口の日本酒の酒粕を使うと、出来上がった粕取り焼酎も甘口の特徴が残りやすいので、お気に入りの日本酒銘柄の蔵元が作っているものから慣らしていっても良いかもしれません。

 

もみ殻の香ばしさがあるので基本的にはクセが強め

先ほど紹介した2種類の粕取焼酎の中でも、「正調粕取焼酎」は製造過程でもみ殻を使用するため、独特の香ばしさが感じられます。
このもみ殻ならではの香りや風味は通にはたまらないものなのですが、焼酎初心者にとってはクセが強く感じられるかもしれません。
そのため、焼酎に慣れていない方は特に、最初は比較的マイルドで飲みやすい「吟醸酒粕焼酎」から試してみることをおすすめします。

 

日本酒よりアルコール度数は高め?

粕取り焼酎はその製造過程で、酒粕を蒸留し不純物を取り除いていくため、クリアなお酒に仕上がります。
しかしその分アルコール度数は高めで、本格的なものだと40度を超えることも珍しくはありません。

 

 

まずはロックか水割りで!アレンジも自在な「粕取り焼酎」

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粕取り焼酎はロック、水割り、お湯割りなど他の焼酎と同じ飲み方で美味しくいただくことができます。辛口なものが多いので、まずはロックや水割りで後味のすっきり感を試してみてください。
粕取り焼酎ならではの香りや風味を楽しみたいという方には、香りが引き立つお湯割りもおすすめです。

 

飲みやすくアレンジしてもOK!カクテルにしても美味しい

焼酎初心者という方は特に、ロックや水割り、お湯割りなど定石通りの飲み方では香りが気になってしまうこともあるでしょう。
そんな時におすすめなのが「糖類添加」という粕取り焼酎ならではの飲み方です。
その名の通り甘みを足す飲み方で、砂糖やはちみつ、ガムシロップなど甘味料は何でもOK。
甘みが加わることで口当たりがマイルドになり、飲みやすくなります。

ちなみに粕取り焼酎は昔から農民の間でよく飲まれてきたと言われていますが、当時は今と違って蒸留技術が発展していなかったため、決して飲みやすいお酒ではなかったそうです。
そこで、少しでも飲みやすくするために粕取り焼酎に加えられていたのが甘味料だったとか。
加える甘味料に特に決まりはなく、地方によって異なるので、ぜひお気に入りの甘みをプラスして、飲みやすくアレンジしてみましょう。

ちなみにもう少し飲みやすくしたいという方は、オレンジやレモンなどのかんきつ類を加えてみるのもおすすめです。
スライスしても良いですし、果汁を絞って加えるとカクテルみたいにフルーティーで飲みやすくなりますよ。

 

 

色んなメーカーの「粕取り焼酎」を飲み比べしてみよう

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いかがでしたか?
粕取り焼酎は銘柄によって香りや風味、味わいが異なるので、色々な銘柄のものを飲み比べしてみても楽しいかもしれません。
日本酒やメジャーな焼酎よりも市場に出回っておらず、一般的な酒屋さんでは取り扱っていないところもあるので、確実に手に入れたいならネットでの取り寄せをおすすめします。
焼酎好きや日本酒好きの方は特に、ぜひ通好みの粕取り焼酎を試してみてください。

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レーズンといえばラム酒に漬けた「ラムレーズン」がメジャーですが、実はレーズンは酒粕に漬けてもとても美味しいんです。
酒粕とレーズンの豊富な栄養価もしっかりと摂れるので、健康や美容にも良いですし、料理に加えたりお菓子に入れたりとアレンジレシピも豊富。
もちろん作り方も簡単です。
今回はそんな酒粕×レーズンの栄養価や作り方、アレンジレシピなどを紹介していきたいと思います。

 

 

美味しいだけじゃない?レーズンの栄養価と嬉しい効果

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そのまま食べたりラムレーズンにしたり、アイスやパンに加えたりといろいろな食べ方があるレーズン。
そもそもレーズンとは、ブドウを自然乾燥させたもののことで、その栄養価の高さからヨーロッパでは「畑のミルク」と呼ばれているそうです。
まずはそんなレーズンの栄養価や身体への効果について見ていきましょう。

抗酸化作用があるポリフェノール&アントシアニン

レーズンの元となるブドウには、ポリフェノールやアントシアニンが豊富に含まれています。
これらは抗酸化作用を持つ栄養素なので、身体のサビを防ぎ老化を遅らせてくれるアンチエイジング効果が期待できます。

 

腸内環境を整えてくれる食物繊維

レーズンには生のブドウのおよそ4倍もの食物繊維が含まれています。
食物繊維は腸内環境を整え、便通を改善してくれる効果が期待できるので、頑固な便秘に悩んでいる方やポッコリお腹が気になる方にもおすすめです。

 

現代人に不足しがちな鉄分

レーズンには現代人に不足しがちだと言われている鉄分やカリウムなどのミネラル類も豊富に含まれています。
鉄分が豊富な果物としてはプルーンが有名ですが、レーズンはそのプルーンの2倍もの鉄分を含んでいることが分かっています。

 

 

意外なおいしさ!酒粕×レーズンの作り方

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酒粕×レーズンの作り方はとても簡単!酒粕とレーズンを混ぜて置いておくだけです。
冷蔵庫で1週間くらいを目安に漬けこむと、酒粕の風味がレーズンに移り美味しくいただけます。
ラムレーズンとはまた違った、芳醇な香りと和風な味わいが楽しめるので、そのままでお酒のおつまみにもなりますよ。

 

酒粕×レーズンの作り方のポイント

レーズンにはオイルコートされているものとそうではないものの2種類ありますが、酒粕×レーズンにはどちらでも活用できます。
オイルコートが気になるという場合は、一度湯にさらして、キッチンペーパーなどで水気をしっかりととってから酒粕に漬けてもOKです。

酒粕は板状のものだと硬くて混ぜにくいので、あらかじめ日本酒やお水、みりんで少し溶かしてペースト状にしておくと簡単です。

 

 

酒粕×レーズンのアレンジレシピ3選

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酒粕×レーズンはそのまま食べても美味しいですが、料理やお菓子作りにプラスするといつもと違った味わいを楽しめます。
ここでは酒粕×レーズンのアレンジレシピを3つ紹介していきましょう。

 

アイスと混ぜて和風のデザートに

酒粕×レーズンはアイスとの相性抜群。ラムレーズンアイスとは違って和風のデザートとして楽しめます。

例えばバニラアイスを少し柔らかくしてから、まずは酒粕だけ加えて混ぜ、よく混ざったらレーズンを加えるだけで和風のアイスクリームの出来上がりです。
さらにきなこや黒蜜、黒豆を加えると、見た目もきれいな和風デザートに仕上がります。
酒粕×レーズンの量はお好みで調整してみてくださいね。

 

お酒のアテにもぴったり!酒粕×レーズン×バター

市販のレーズンバターを買わずとも、酒粕×レーズンがあれば好きな時に美味しいレーズンバターが食べられます。
作り方はこちらも簡単で、室温に戻したバターを酒粕とよく混ぜ、そこにレーズンを加えてさっくりと混ぜたら、最後は冷蔵庫で冷やすだけ。
酒粕の量はバターの半分くらいを目安に加えると味のバランスが良くなります。

こちらはそのまま食べてもお酒のおつまみになりますが、酒粕と一緒に砂糖を加えると程よい甘みが出てデザート感覚でいただけます。
ビスケットやクラッカーに挟んでレーズンバターサンドにすると見た目もかわいらしいデザートになりますよ。
ぜひ好みの味付けでアレンジしてみてください。

 

味に深みが出る!ドライカレーに酒粕×レーズンをプラス

酒粕×レーズンはいろいろな料理の隠し味にもなる万能選手です。
例えばドライカレーに加えると味に深みが出ますし、レーズンの食感も楽しい1品に仕上がります。
その他、ラムレーズンと同じようにサラダやパンとの相性も抜群です。

 

 

一度食べたら病みつきになるかも?アレンジ自在の酒粕×レーズン

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いかがでしたか?
酒粕×レーズンは意外な組み合わせに見えるかもしれませんが、ラムレーズンとはまた違う、芳醇な香りと和の風味が楽しめるので、一度食べたらやみつきになる方も多いかもしれません。
そのままでも日本酒やワイン、ウイスキーなどのお酒のおつまみになりますが、今回紹介したようにお菓子や料理に加えてアレンジしてみるのもおすすめです。
酒粕とレーズンの栄養価をまるごと摂れる酒粕×レーズンを、ぜひご自宅で試してみてください。

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「冬になると手がカサカサ」「ひび割れて痛い」など、冬の手荒れにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが酒粕を使ったハンドケアです。
酒粕というと甘酒や粕煮、粕漬けの材料というイメージが強いかもしれませんが、実は酒粕は食べる以外にも美容に活用できる優れものなのです。
今回はそんな酒粕の特徴や成分、おすすめの手荒れケア方法などを紹介していきたいと思います。

※酒粕に含まれるアルコール成分が、体質的に肌に合わない方もいらっしゃるため、お試し頂く前に、一度パッチテストをお願い致します。

 

 

そもそも酒粕ってどんなもの?

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最近は酒粕の健康・美容効果がテレビ番組で紹介されましたし、酒粕に興味を抱かれた方も多いかもしれません。
そもそも酒粕とは日本酒の製造過程で出るもろみを絞ったものです。
酒粕には原材料となる米の栄養素だけでなく、発酵したことで生まれた酵素や細菌類をはじめ、健康や美容に良いとされる成分が豊富に含まれていることがわかっています。

 

 

手荒れにも効く?酒粕の美容・美白効果とは

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日本酒を作っている杜氏さんの手が白くてしっとりとしているのは、酒粕のおかげだと言われているほど酒粕には肌に効果的な成分が豊富に含まれています。
具体的な成分や効果を詳しく見ていきましょう。

 

「保湿の王様」プロリンでお肌をしっとり保つ

酒粕にはプロリンという必須のアミノ酸の1種が含まれています。
プロリンは「保湿の王様」と呼ばれるほど保湿力が高い成分で、乾燥から肌を守りしっとりとした状態を保つ効果が期待できます。

 

美白成分であるアルブチンやコウジ酸、フェルラ酸が豊富

酒粕には美白成分として知られる成分も豊富に含まれています。
例えば酒粕に含まれているアルビチンは、シミやそばかすの原因となるチロシナーゼという酵素の働きを抑制し、肌を白く保つ効果が期待できる成分です。
その高い美白効果から、アルビチンは「肌の漂白剤」との異名も持ちます。

また、酒粕には同じく高い美白効果が期待できるコウジ酸やフェルラ酸も含まれています。
このうちコウジ酸は麹菌の発酵過程で発生する発酵代謝物質で、チロシナーゼの働きを抑制する作用がある成分です。
そのため美白効果も高いのですが、コウジ酸には活性酸素を減少させる作用もあるため、肌のツヤや弾力を維持する効果もあることが分かっています。
ほかにも、コウジ酸にはAGEsの算出を抑え、年齢とともに起こりやすい肌の黄ぐすみを予防する効果も期待できます。

 

肌のキメを整える麹セラミドやレジスタントプロテインも豊富

酒粕には麹セラミドやレジスタントプロテインといった肌のキメを整える効果が期待できる成分が含まれています。
このうち麹セラミドは味噌や醤油などの麹を使った食材の含有成分でもありますが、特に酒粕には高濃度で含まれていることが分かっています。
また、レジスタントプロテインは食物繊維に似た働きをするタンパク質としてダイエットにも効果的な成分ですが、肌のキメを整えたり肌の水分量を増加させたりといった美容効果も期待できます。

 

 

酒粕で手荒れケア!おすすめの方法2選

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ここまで紹介してきたように、酒粕には美容・美白効果に優れた成分が豊富に含まれています。
すでに酒粕の有効成分を配合したスキンケア商品なども販売されていますが、ここでは自宅で簡単にできる酒粕を使った手荒れケア方法を2つ紹介していきたいと思います。

 

そのまま塗ってビニール手袋でカバー

酒粕はそのまま手に塗るだけで手荒れ改善効果が期待できます。
やり方は酒粕をハンドクリームのように手のひらや甲にまんべんなく塗り、ゴム手袋をはめて20分位待つだけ。
酒粕を洗い流してみると、手がしっとりと瑞々しくなっているのに驚く方も多いかもしれません。ちなみに手が白くなっているように見えるかもしれませんが、美白に関しては一時的なものなので、維持するためには定期的に酒粕を使ってケアする必要があります。
簡単なので、手が荒れてきたタイミングでぜひ実践してみてください。

 

簡単に作れる酒粕パックならフェイスケアにもおすすめ

ひと手間掛けて作る酒粕パックなら、手荒れケアだけでなくフェイスケアとしても活用できます。作り方はビニール袋に酒粕を細かくして入れ、そこに精製水を加えて良く揉み込むだけ。ヨーグルトよりも少し硬めになったら出来上がりです。
分量は酒粕100gに対して精製水120mlを目安にして調整してみてください。

出来上がった酒粕パックは手の甲や指にまんべんなく塗り、10分ほど放置しましょう。
その後酒粕を水で丁寧に洗い流すと、手がしっとりすべすべになっているはずです。

酒粕パックは先ほども述べたようにフェイスケアとしても活用できますが、手よりも顔の皮膚の方がデリケートなため、まずは手で試してから行うようにしましょう。
敏感肌の方は特に、手で問題なかった場合でも最初は時間短めで試してみることをおすすめします。

ちなみに酒粕パックは冷蔵・冷凍保管も可能です。
冷蔵なら1週間、冷凍なら3週間位を目安に使い切るようにしましょう。
その際は、1回分ずつを小分けにして保管すると、雑菌の混入を予防できるので安全です。

 

 

冬こそ酒粕で手荒れケアしよう

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手が乾燥しやすい冬こそ手荒れ対策は万全に行いたいですよね。
今回紹介したように、酒粕には美白や保湿効果に優れた成分が豊富に含まれているので、手荒れケアにも有効です。
ぜひ酒粕を使った手荒れケアを継続して行ってみてください。

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甘酒 夜 (4)

最近健康に良い飲み物として注目を集めている甘酒。
もともとスーパーやコンビニで販売されていましたが、その優れた効果を知ってから甘酒を手に取るようになった方も多いかもしれません。
そもそも甘酒には酒粕甘酒と米麹甘酒の2種類があり、それぞれで特徴や特に優れている効果などが異なります。
そこで今回は、酒粕甘酒と米麹甘酒の違いや共通点のほか、それぞれの効果を美容やダイエットの面から紹介していきたいと思います。

 

 

酒粕甘酒と米麹甘酒の違い

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酒粕甘酒と米麹甘酒では、原料やアルコール成分の有無、カロリーなどで違いがあります。まず酒粕甘酒は日本酒の製造過程で発生する酒粕を原料とした甘酒で、酒粕をお湯で溶かし砂糖を加えると酒粕甘酒になります。
酒粕甘酒は微量のアルコール分が含まれているので、妊娠・授乳中の方や子どもは飲むのを控えるか、もしくはしっかりと加熱してアルコール分を飛ばしてから摂取する必要があるでしょう。
ちなみに市販の酒粕甘酒の場合、甘さがほとんどないので、飲みやすくするために砂糖などの甘みを足しているものがほとんどです。
そのため、カロリーは比較的高めになっています。

一方で、米麹甘酒は蒸したお米に麹菌を付着して作る米麹を原料とする甘酒です。
酒粕甘酒とは異なりアルコール分が一切含まれていないので、妊娠・授乳中の方や子どもも安心して飲むことができます。
また、米麹甘酒は自然な甘みが感じられるので、砂糖などを足して甘みを出す必要がありません。
そのため、酒粕甘酒に比べてカロリーも控えめになっています。

 

 

酒粕甘酒と米麹甘酒の共通点は?

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酒粕甘酒と米麹甘酒には共通点もいくつかあります。具体的に見ていきましょう。

栄養価の高さ

酒粕甘酒と米麹甘酒の大きな共通点として、栄養価の高さが挙げられます。
実際にどちらもいろいろな栄養素を含んでおり、健康や美容、ダイエットなどさまざまな面での効果が期待できます。

腸内環境を整える効果が期待できる

酒粕甘酒と米麹甘酒には、食物繊維や腸内で善玉菌のエサとなるオリゴ糖がセットで豊富に含まれています。
そのため、どちらの甘酒にも腸内環境を整え便秘解消をサポートする効果が期待できます。

ダイエット&美容効果

酒粕甘酒と米麹甘酒にはダイエットや美容効果も期待できます。
ダイエットに関しては、上記でも紹介したようにどちらも腸内環境を整える作用が期待できるので、便秘解消やお腹周りをすっきりさせる効果が見込めると言えるでしょう。
また、美容に関しては血流を良くし代謝をアップしてくれるビタミンB群や皮膚の状態を整える作用がある麹菌が含まれているため、美肌効果が期待できます。

ただ、ダイエットや美容効果に関しては、目的別で酒粕甘酒と米麹甘酒を飲み分けた方が効果的です。
詳しくは以下で説明していきます。

 

 

酒粕甘酒の特に優れている効果とは

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酒粕はその製造過程で麹菌と酵母により2度発酵されるため、栄養価がとても高いことが特徴のひとつとして挙げられます。
酒粕甘酒も酒粕同様、栄養価が非常に高く、さまざまな栄養分が凝縮して含まれています。

 

シミ・そばかす対策にも!高い美容効果

美容目的ならば酒粕甘酒の方がおすすめです。

なぜなら酒粕甘酒にはビタミンB群をはじめ、美容に良いとされる成分が豊富に含まれているからです。

・アルブチン&有機リノール酸:シミの元となるメラニン色素の生成に必要なチロシナーゼの働きを抑制する

・スフィンゴ脂質:肌の潤いを保つ

・アミノ酸:肌の材料となる

・セラミド:保湿効果

また、酒粕甘酒には腸内改善に効果的な成分であるレジスタントプロテインも含まれています。腸内環境が整えられることで肌荒れやニキビの改善も期待できるかもしれません。

 

寝つきを良くする

酒粕甘酒には「清酒酵母」という成分が豊富に含まれています。
これは日本酒にも微量に含まれている成分で、深い眠りを促進する「アデノシン」という成分を活性化させる作用があります。
そのため、「夜寝つきが良くない」「寝ても疲れが取れていない気がする」という方は酒粕甘酒を夜寝る前に飲んでみることをおすすめします。

 

 

“飲む点滴”とよばれる米麹甘酒の効果とは

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「甘酒=“飲む点滴”」というイメージを抱いている方も多いかもしれませんが、実は“飲む点滴”と呼ばれる甘酒は、米麹甘酒の方です。

 

ダイエット効果が期待できる

ダイエット目的ならば米麹甘酒の方が効果的と言えるでしょう。
先ほども紹介したように、酒粕甘酒には甘みが無い分砂糖などを加える必要があるので、どうしてもカロリーが高くなってしまいがちです。
しかし米麹甘酒にはブドウ糖やオリゴ糖が豊富に含まれているので、砂糖を加えなくても自然な甘みが感じられます。
また、米麹甘酒ならダイエット中に不足しがちな栄養素を補うこともできるので、ダイエットのお供にぴったりです。

 

疲労回復にも効果的

米麹甘酒は“飲む点滴”という異名の通り、点滴と同じような栄養素が含まれています。
そのため、疲労回復や夏バテ予防・対策にも効果的です。

 

 

目的別で甘酒を飲み分けよう

甘酒 夜 (6)

いかがでしたか?
「甘酒はどれも一緒じゃないの?」と思われている方も多いかもしれませんが、実は酒粕甘酒と米麹甘酒では原材料、アルコール分の有無、カロリー、成分などが異なります。
ぜひ酒粕甘酒と米麹甘酒の特徴を理解したうえで、美容やダイエットなど目的別で飲み分けてみてください。

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酢には黒酢やバルサミコ酢、リンゴ酢、ワインビネガーなどいろいろな種類がありますが、そのなかでも日本で馴染み深いものと言えば米酢ではないでしょうか。

 

日本にお酢の醸造方法が伝わってきたのは4~5世紀ごろだと言われており、稲作農業が盛んな日本では米を原料とした米酢が古くから作られ、料理に活用されていたとされています。

 

一方で、米酢ほど長い歴史を持ってはいないものの、昔から日本で良く用いられている酢がもう1種類あります。

それが酒粕を原料にして作る「粕酢」です。今回はこの粕酢の歴史や特徴、作り方などを詳しく紹介していきたいと思います。

 

粕酢の歴史は江戸時代から お寿司と切っても切れない関係にあった?

 

粕酢は酢の大手メーカー「ミツカン」の創業者である初代中野又左衛門により、江戸時代に製造が開始されました。

 

当時江戸では、塩漬けした魚をお米と一緒に長期発酵させた「熟れ寿司」に少々酢を加え、発酵を進めた「半熟れ寿司」という押し寿司がブームになっていたそうです。

そのブームを聞きつけ「半熟れ寿司」を江戸で口にした初代中野又左衛門は、米酢よりも自分が作っている粕酢の方がこの「半熟れ寿司」に合うと確信し、酒造業のかたわら本格的に粕酢造りに励むようになっていきます。

 

当時はタブーとされていた粕酢造り

実は江戸時代では、酒造家が酢を作ることはタブーとされていました。

酒と酢は相性が悪く、酒樽に酢の元となる酢酸菌が入ってしまうと酒がすべて酢になってしまうからです。

 

しかし初代中野又左衛門の粕酢づくりは見事に成功し、徐々に評判を集めていくようになりました。

 

その頃、現在の握り寿司の原型となる生魚と米酢を用いた酢飯を握った「早寿司」が江戸でブームを巻き起こしていましたが、当時まだ米酢は高価なものでした。

その流行を知った初代中野又左衛門は、米酢ではなく粕酢を使えばもっとおいしいお寿司を作れるのではないかと考え、江戸で粕酢の販売を開始していきます。

 

すると粕酢が寿司飯に合うと評判になり、人気のお寿司屋さんが次々と粕酢を使うようになったそうです。

 

現在も江戸前のお寿司屋さんでは、寿司飯によく粕酢が使用されています。

 

酒粕から酢を作る方法とは

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長期間じっくりと貯蔵・熟成させた酒粕を発酵させて作られるのが粕酢です。

 

具体的な作り方は、まず酒粕を2年以上熟成させていきます。

こうすることで酵母が酒粕に含まれているタンパク質をデンプンや糖に分解していくため、全体が琥珀色に変化します。

次に、そこに酢の元となる酢種を加え、3年以上かけて熟成させると粕酢の完成です。

 

ちなみに酒粕を3年以上かけてじっくりと熟成させ、これを蒸留すると高級焼酎として知られる「粕取り焼酎」が出来上がります。

 

熟成させて作る粕酢はほんのりと赤い薄茶色をしていることから、「赤酢」と呼ばれることもあります。

お寿司屋さんに行って赤みがかかったシャリが出てきたら、粕酢を使用している可能性が高いと言えるでしょう。

 

現在は砂糖や化学添加物を加えたシャリを使用しているお寿司屋さんも多いそうですが、粕酢と塩のみで作った伝統的なシャリは固くなりにくく、口の中でぽろぽろとほどけるという特徴があります。

 

また、酸味も程よくあるので、脂がのっている魚によく合うと言われています。

 

粕酢の特徴とは?

粕酢には、家庭でもよく使用されている米酢と比べるとさまざまな特徴があります。

具体的に見ていきましょう。

 

粕酢は米酢と比べて酸味がまろやかで旨みが強い

長期熟成させた酒粕には100種類以上ものアミノ酸が含まれています。

その酒粕から作られる粕酢にも旨み成分であるアミノ酸が豊富に含まれるため、酢独特のツンとした感じがなくまろやかで、米酢よりも旨みが強いのが粕酢の大きな特徴です。

 

実際に粕酢の場合、酢そのものにしっかりとした旨みがあるので、料理に使うとひときわ奥深い味に仕上がります。

 

また、先ほども紹介したように熟成させた酒粕から作られるため、ほんのりと赤い薄茶色をしているところも粕酢の特徴のひとつです。

そのため、調理に用いると、食材がほんのり赤く色づきます。

 

アミノ酸やクエン酸が豊富 

粕酢には先ほども紹介したように、うまみ成分であるアミノ酸が豊富に含まれています。

アミノ酸は100gあたり穀物酢で50~80mg、米酢で100mg程度含まれていると言われていますが、粕酢には米酢の2倍にもなる200mgも含まれていることが分かっています。

 

また、粕酢にはクエン酸も多く含まれているので、疲労回復や、疲れやすい身体をサポートしてくれる効果も期待できます。

 

粕酢を使用するなら寿司飯や酢の物がおすすめ

 

粕酢は旨みが強く、酸味もまろやかなので、寿司飯や酢の物など酢そのものの味が楽しめる料理にも適しています。

 

また、粕酢はにおい成分として知られるダイアセチルの含有量が少ないことが分かっているので、酸っぱい匂いが苦手な方にもおすすめです。

現在はいろいろなメーカーから粕酢が販売されているので、ぜひ美味しいと思うものを選んで日々の食生活で活用してみてください。

 

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日本で古くから食用として親しまれてきた酒粕には、さまざまな調理法が存在します。

「酒粕ってまずいんでしょ?」と思っている方も多いかもしれませんが、ポイントを抑えておけば簡単に美味しく酒粕を調理することが可能です。

 

今回はそんな酒粕の種類や、「酒粕=まずい」と感じている方におすすめしたい、酒粕を美味しく食べるためのポイントを紹介していきたいと思います。

 

酒粕は大きく分けて4種類ある

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酒粕とは、簡単に言えば日本酒を作る過程で発生する副産物のことで、その形状や特徴によって大きく4種類に分けることができます。

 

まずはその酒粕の種類について特徴ととともに説明していきましょう。

 

板粕

スーパーなどで売られている四角いしっかりとした板状の酒粕のことを板粕と言います。

日本酒を絞る際に板状になって残った酒粕をカットしたもので、色は白っぽく、味は淡泊なのが特徴です。

 

バラ粕

バラ粕とは板状にならなかった小さな酒粕を集めたもののことです。

品質や色、味などは板粕とほぼ同じですが、バラ粕の方が柔らかく、水に溶けやすいという特徴があります。

地方によっては粉粕と呼ばれることもあります。

 

踏み込み粕

板粕やバラ粕を4~6か月ほど熟成させたものが踏み込み粕です。

踏み込み粕という名前は、酒粕をタンクに入れて足で踏み込み、圧縮しながら空気を追い出していくという製造方法に由来しています。

 

板粕やバラ粕と違って茶や黄金色をしているものがほとんどで、酢の原料や奈良漬などの漬物用としてよく使用されます。

地方によっては押し粕や諸白粕と呼ばれることもあるほか、踏み込み粕のことを練り粕と呼ぶところもあるそうです。

 

練り粕

酒粕を練って柔らかいペースト状にしたものが練り粕です。

練り粕はとても柔らかいので、野菜や肉、魚を漬け込む時によく用いられます。

 

酒粕を美味しく調理するためのポイント3選

 

酒粕の種類が分かったところで、続いては酒粕をおいしく調理するためのポイントを3点紹介していきましょう。

 

酒粕の種類によって調理法を使い分けよう

酒粕を使った料理と言われるとどんなものを思い浮かべますか?

甘酒や粕汁、野菜や肉、魚の粕漬けなど、酒粕を用いた料理は数多くありますが、美味しく調理したいなら酒粕の種類によって調理法を使い分けてみることをおすすめします。

 

例えば奈良漬などの漬物を作る際は熟成している踏み込み粕が適しています。

逆にそのまま食べたり甘酒や粕汁を作ったりする際は搾りたての板粕やバラ粕の方が美味しく仕上がるでしょう。

練り粕は先ほども紹介したように他の酒粕と比べてとても柔らかいので、野菜や肉、魚を漬け込んで粕漬けにするのに適しています。

 

板粕・バラ粕はあらかじめペースト状にしておくと調理も楽

板粕やバラ粕を調理に用いる際は、あらかじめペースト状にしておくと便利です。

 

特に板粕はとても硬いので、煮物や粕汁など水分が多めの料理に加えるならそのままでも問題ありませんが、炒め物や和え物に用いる際はあらかじめペースト状にしておいたものを使った方が簡単に調理できます。

 

ペースト状にするには板粕やバラ粕を小さくちぎって細かくしたものを水と一緒に鍋に入れて煮詰めても良いですし、同じものを電子レンジで加熱するだけでもOKです。

酒粕200gに対して水1カップ程度を目安に作ってみてください。

 

<h3>簡単&手軽に酒粕を調理するなら甘酒がおすすめ</h3>

酒粕を簡単&手軽に美味しく調理したいなら甘酒がおすすめです。

 

甘酒は酒粕を水で溶かして沸騰させるだけでOKなので、どなたでも簡単&手軽に調理できますし、お好みで砂糖や塩、おろしたショウガなどを加えても美味しく仕上がります。

 

酒粕独特の風味をまずいと感じている人も多いかもしれませんが、甘酒にしてショウガなどをプラスすることで飲みやすくなるので、酒粕が苦手という方にもおすすめです。

 

酒粕は冷凍保存も可能

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「酒粕をたくさん買ったけど使い切れなさそう・・・」

こんな不安を抱いてる方も多いのではないでしょうか。

 

酒粕には賞味期限が設けられていますが、直射日光が当たらない涼しい場所や冷蔵庫に置いておけば、よほどのことがない限り賞味期限以上の長期保存が可能です。

その際はチャックの付いた保存袋に入れて、できるだけ空気を抜いておくとよりフレッシュな状態で保存することができます。

 

酒粕をより長期保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。

使いやすい量をラップやビニール袋で小分けにして包み、チャックの付いた保存袋で冷凍保存しておけば、酒粕を1年程度保存することができます。

 

ちなみに冷凍保存した酒粕は、あらかじめ自然解凍したうえで、少量で構わないので日本酒に浸してから使用すると美味しくいただけます。

 

酒粕のアレンジ方法は未知数!おかずだけでなくお菓子にも

いかがでしたか?酒粕は粕汁や粕漬けといったおかずのメニューだけでなく、ケーキやクッキー、スコーンなどお菓子にアレンジしても美味しくいただけます。

また、みそ汁や煮物、カレーなどいつもの料理に酒粕を少量加えるだけでもコクが出てよりおいしく仕上がるので、「酒粕=まずい」という印象がある方は特に、ぜひいろいろな料理に酒粕をプラスしてみて下さい。

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