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正月に初詣で神社などに行くと、甘酒を振る舞われたことがある人は多いのではないでしょうか。寒い時季に飲む甘酒は、体が温まり本当においしく感じられるものです。甘酒は栄養価が高く、近年、健康面ばかりでなく美容の面でも改善効果が高いことが分かってきました。

その甘酒ですが、日本には昔から正月に飲む習慣があります。では、どのような理由でそのような習慣がついたのでしょうか。また、その甘酒には2種類あるのをご存知でしょうか。そこで、正月に甘酒を飲むようになった理由や甘酒の種類、甘酒の効果などについてご紹介します。

 

なぜ正月に甘酒を飲むようになったの?

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初詣といえば、お屠蘇(おとそ)を飲むというイメージを持っている人も多いかもしれません。お屠蘇は正月に飲むと縁起がよく、その年一年をなにごともなく無事に過ごしたいとの願いを込めて飲む習わしです。

では、正月の甘酒はどうでしょうか。甘酒については、古来、米を作っている農家が年の始めに前年までの米の収穫を感謝し、その年一年の豊作を祈って甘酒を造り神様にお供えする風習に由来しています。

 

甘酒はアルコール?子どもでも飲める?

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甘酒は、「酒」という単語がついているのでお酒ではないのかと思われるかもしれません。甘酒を作る材料としては酒粕と米麹の2種類があり、酒粕を材料に使う場合には確かにアルコールが含まれていて、厳密にいえばお酒といえるでしょう。

ただ、甘酒のアルコール濃度は1%未満で、1000mlも飲めば酔ってしまうということはあるかもしれませんが、少量飲む程度では飲酒運転になってしまうなどの問題になることはないでしょう。とはいえ、アルコールに弱い人や幼い子どもには飲ませないほうが無難です。

また、米麹を材料にしている場合には、アルコールは含まれていないためそのような心配をする必要はなく、誰でも飲むことができます。

 

神社などの甘酒の原料は酒粕と米麹のどっち?

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正月に神社などで振る舞われる甘酒の材料は、酒粕と米麹のどちらでしょうか。ここで、正月に甘酒を振る舞ってくれる神社の事例をいくつかご紹介します。

東京の靖国神社は、毎年の恒例として甘酒を振る舞う神社として有名ですが、材料としてどちらを使っているかは事前に知ることができません。実際に振る舞われる前に確認するとよいでしょう。

熊本にある阿蘇神社でも、毎年、甘酒が初詣客に振る舞われるようです。ここの甘酒は、米麹を使っているので、誰でも飲むことができます。

 

2種類の材料で作る甘酒ってどう見分ける?

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全ての神社が米麹による甘酒を振る舞ってくれるなら、何も問題なく誰でも飲むことができます。しかし、実際にはそのようなケースばかりではないので、飲む前に神社に確認するか自分でどちらかを判断する必要があります。

では、酒粕と米麹、どちらの材料で作った甘酒かを自分で見分ける方法はあるのでしょうか。両者を見分けるカギは、「香りと味」だとされています。酒粕で作った甘酒の場合、アルコールの香りが強く、味も砂糖を使っているためか甘みがしっかりと感じとれます。

一方、米麹による甘酒の場合、アルコールの香りはなく味もその甘さは柔らかく、ほんのりとした優しい甘さです。でんぷんが糖になった甘さなので、砂糖を使ったようなはっきりした甘さにはなりません。ちょうど、ご飯をしっかりと何度も噛んでいるうちに出てくる甘さです。

このように、酒粕と米麹それぞれで作られている甘酒には、それぞれの香りと味(甘さ)があるので比較的簡単に見分けることができるようです。

 

酒粕と米麹のどちらが甘酒の材料として良い?

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甘酒には、美味しさばかりか健康面や美容面での効果も期待できます。それでは、酒粕と米麹の2種類でどのように変わってくるのでしょうか。両者の違いについて、それぞれの材料ごとに、メリットとデメリットを比較してみることにしましょう。

成人病に効果的だがアルコールを含む酒粕の甘酒

酒粕による甘酒の場合、酒粕をお湯で溶いて砂糖を加えて作ります。以下に、メリットとデメリットについて解説します。

 

●メリット

・酒粕を材料にしているため、酒粕に含まれる成分をそのまま受け継ぎ栄養価は米麹による甘酒よりも高く、ビタミン、食物繊維、タンパク質の量が豊富。

・血液中の悪玉コレステロール濃度を下げ、動脈硬化を防ぐので高血圧を改善し脳梗塞のリスクを抑えることができるなど、生活習慣病や成人病を予防する効果が期待できる。

・アルブチンという成分の効果によって、シミなどの原因になるメラニン色素の合成が抑えられるので美肌効果が期待できる。

●デメリット

・アルコールを含んでいるため、酒に弱い人や幼い子どもはあまり飲まないほうがよい。

・甘さを出すために、かなりの量の砂糖を加える必要があり高カロリーになりやすい。

 

アルコールを含まず子どもでも飲める米麹の甘酒

米麹を使った甘酒は、米麹を水と合わせて55~60℃で加熱しながら4~6時間置くと出来上がります。以下に、メリットとデメリットについて解説します。

 

●メリット

・酒粕の場合のように砂糖を加えないので、低カロリーでヘルシー。

・アルコールを含まないので、酒に弱い人や子どもでも飲むことができる。

・オリゴ糖を含み腸内環境を整えてくれる。

●デメリット

・酒粕で作った甘酒に比べると作るのに手間がかかる

・ビタミン類では、AとCが不足している。

 

まとめ

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甘酒は、酒粕、米麹のいずれを材料にして作っても栄養価が高く、健康面にも美容面にも改善効果が期待できる身近な食品と言えます。飲むと体を温めてくれるので、寒い時季の飲み物という印象がありますが、体に良い効果を及ぼすことが分かっているのですから、一年を通して飲む習慣をつけると良いかもしれません。

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