酒粕卸販売を始めて50年
酒屋が選んだこだわりの酒粕をお届けいたします。

友だち追加+ID連携で500ポイントプレゼント
メニュー
人気タグ・キーワード
#新商品 #翌日配達 #お試し #バラ粕 #踏込粕 #カップ入り酒粕 #日本酒 #TAKEYAオリジナル
キーワード
商品カテゴリ
価格帯
タグ
在庫
詳細検索

shutterstock_792673561 (1)

甘酒や西京漬け、奈良漬など、酒粕と言えば溶かして飲んだり料理に使ったりするイメージが強い方も多いのではないでしょうか。

確かに酒粕は口にする用途の方が多いようですが、実は作物を育てるための肥料としての活用法もあります。

今回はそんな酒粕から作ることができる肥料について紹介していきましょう。

 

食べて良し、飲んでも良し!さらに肥料としても活用できる酒粕

shutterstock_1352015651

酒粕はその栄養価の高さから、近年、特に美容に関心がある女性や健康維持をした方から注目を集めています。

最近は甘酒ブームも到来しましたし、酒粕を使って自分で甘酒を作って飲んでいるという方も多いのかもしれません。

 

一方で、冒頭でも説明したように、酒粕は飲む、食べる以外にも活用法があります。

そのひとつが肥料です。

 

米のとぎ汁や米ぬかを土に混ぜたり植物に与えたりして活用するという話を聞いたことはないでしょうか。

実は酒粕も同じように、肥料して活用することが可能です。

それどころか酒粕には植物の成長に必要なアミノ酸などの成分が豊富に含まれていることから、昔から肥料の材料として重宝されてきたことが分かっています。

 

酒粕が肥料としても優秀な理由

酒粕が肥料として優秀なのは、含有している多種の成分が関係しています。

例えば酒粕は日本酒を作る際に生まれる副産物ではありますが、その製造過程で発酵されるため、酵母を含有しています。

酵母は人間の身体にとっても馴染み深いものですが、実は農業でも重要な役割を担っているのです。

 

例えば酵母は堆肥に含まれている有機物の腐敗を予防したり、アミノ酸肥料と一緒に撒くことでアミノ酸を土の中でキープさせておいたりする作用があります。

酒粕にはもともとアミノ酸が豊富に含まれているため、酒粕から作られた肥料は土壌を豊かにし、植物の成長を促す効果が期待できると言えます。

また、酵母には植物ホルモンを生成し、花を大きくする働きがあるため、トマトやキュウリなど実がなる野菜の肥料として使用されることも多いようです。

 

市販されている酒粕入り肥料は少ない?その理由とは

酒粕は肥料の材料として優秀ではありますが、その一方で市販されている酒粕入りの肥料は実は多くはありません。

酒粕にはもともと6~8%のアルコール分が含まれているため、大量に使用してしまうと害が出てしまう可能性があるからです。

また、酒粕は肥料を作るにあたって保存が難しく、コストもかかってしまうため、肥料として市販するのが難しいことも原因として考えられます。

 

酒粕入りのぼかし肥料を作ってみよう

shutterstock_571108552

酒粕入りの肥料は自分で作ることができます。

作り方はそこまで難しくはないので、ぜひ実践してみてください。

おすすめは酒粕を使ったぼかし肥料です。

 

ぼかし肥料とは

ぼかし肥料とは有機肥料にもみ殻を加えて発酵させた肥料のことです。

そもそも米ぬかや油粕などの有機肥料は微生物が分解することで効果が現れるため、効果の出方が緩やかだというデメリットがありました。

しかし、ぼかし肥料の場合、発酵させてから使うため、もともと微生物が多く含まれており、植物への効果が現れやすいという特徴があります。

 

ちなみに“ぼかし”という名前は、土に米ぬかや油粕を加えて薄めたことから、似ている意味を持つ「ぼかす」という言葉に由来して呼ばれるようになったそうです。

原材料は米ぬかや油粕、牛糞、鶏糞、魚粉など、窒素分を含んでいる有機物なら何でもOKなので、まずは手軽なものから挑戦してみても良いかもしれません。

 

酒粕を入れたぼかし肥料の作り方

実際に酒粕を入れたぼかし肥料の作り方を紹介していきましょう。

今回は米ぬかを主原料としたぼかし肥料を取り上げていきたいと思います。

 

まず材料となるのが米ぬかと酒粕、水、あとは土やもみ殻です。

まずはこれらをすべてよく混ぜ込みます。

酒粕はあらかじめ水に溶かしたものを使うと混ぜ込みやすくなるので便利です。

ポイントは水を入れすぎないこと!

水を加えすぎると腐敗の原因となるので、少しずつ入れていくようにしましょう。

水は目分量でかまいませんが、出来上がった肥料が手で握ると固まる位になるまで加えていきます。

 

次に出来上がった肥料をナイロン袋などに入れ、密封した状態で発酵させていきます。

この時、保管場所は日陰を選びましょう。

季節や温度によって発酵スピードは異なりますが、

夏なら大体1か月、

冬なら2~3か月程度で完成します。

 

酒粕入りぼかし肥料を使ってみよう

shutterstock_649767436

酒粕入りのぼかし肥料は元肥としても追肥としても活用できます。

それぞれの使い方を見ていきましょう。

 

元肥としての使い方

元肥とは植え付けの時に使用する肥料のことです。

ぼかし肥料は先ほども紹介したように、有機肥料と比べて効果が出やすく、窒素含有量も多いため、与えすぎてしまうと病害や虫の被害を招く可能性があります。

そのため、必要量の半分程度を、全体に混ぜ込まずに上層の方だけに混ぜた方が効果的です。

 

追肥としての使い方

追肥とは生育途中に与える肥料のことです。

酒粕入りのぼかし肥料を追肥として与える場合は、表面に少量を与えると良いでしょう。

与えすぎにはくれぐれも注意が必要です。

 

酒粕入りの肥料を使って有機栽培を始めよう

shutterstock_307161773

いかがでしたか?

酒粕入りの肥料は作り方が簡単なうえ、効果も出やすいので、身近な材料と合わせて手作りしてみてはいかがでしょうか。

上手に使ってぜひ有機栽培にも活用してみてください。

酒粕のご注文はこちら

ページトップ


61918fe1c8b81ab210d367a984c1f1b6_s

最近身体へのいろいろな効果で注目されている酒粕。

実際に美容やダイエットに気を使う女性の間で酒粕の甘酒などが人気を集めているようです。

一方で、酒粕の健康効果と言われるとあまりピンとこない方も多いのではないでしょうか。

実は酒粕には含有成分から期待できる健康効果だけでなく、
料理に代用することで減塩生活をサポートしてくれる効果が期待できます。

 

現代人は塩分を摂りすぎ?塩分過多のリスクとは

shutterstock_517613890

「塩分の摂り過ぎは身体に悪い」とはよく聞きますが、
具体的に塩分過多にはどのようなリスクがあるのかご存知でしょうか。

そもそも日本人は、醤油や味噌などの調味料を摂取することが多いため、
塩分摂取量が多い傾向にあることが分かっています。

最近は減塩醤油などの調味料も販売されていることもあり、近年は減少傾向にありますが、
それでも日本人の食塩摂取量は依然として多く、男女ともに目標値を上回っているのが現状です。

人間は体内で塩分濃度を一定に保つ機能を備えています。

例えば塩分を摂り過ぎてしまうと、血液中の塩分濃度を下げるために水分を溜め込もうとします。

その結果、血液量が増加することで起こりやすくなるのが高血圧です。

また、過剰に摂取した塩分を排出するために腎臓に大きな負担がかかり、
腎臓病や尿路結石などの病気につながる可能性もあります。

 

健康維持のためには“攻め”と“守り”の2方向の減塩が大切

塩分量は目に見えるものではないため、
毎日の食生活でしっかりと自己管理する必要があります。

大切なのは普段の食生活で塩分を摂り過ぎないようにする“攻め”と、
体内の塩分排出に効果的な食品を摂るようにする“守り”の2方向から減塩を心がけていくことです。

例えば“攻め”の減塩対策としては、外食でも減塩のメニューを選ぶようにすること、
調味料を使いすぎないようにすることなどが挙げられます。

また、ラーメンやそば、うどんなどのスープをすべて飲んでいるのなら、
少し飲む程度に留めておくことも立派な減塩対策の一つです。

一方で“守り”の減塩対策としては、
体内で塩分排出を促してくれるカリウムやカルシウムを多く含んでいる食品を摂取することが第一に挙げられます。

 

酒粕は塩分0?さらに嬉しい効果も

shutterstock_553761943

ここまで塩分過多のリスクや減塩について紹介してきましたが、
実は塩分が全く含まれていない食品というものもあります。

そのひとつが酒粕です。

酒粕というと奈良漬や西京漬けのイメージで“塩分が多くてしょっぱいもの”と思われる方も多いかもしれませんが、
実は、酒粕は風味は良いものの塩分含有量は0なのです。

さらに酒粕には減塩生活をサポートしてくれる嬉しい効果が他にもあることが分かっています。

 

酒粕には体内の塩分を排出してくれるカリウムも含まれている

酒粕にはリン、マグネシウム、亜鉛など人間が生きていくうえで必要なミネラルが豊富に含まれています。

また、体内で塩分(ナトリウム)を排出してくれる働きがあるカリウムやカルシウムも豊富に含まれているのも酒粕の特徴のひとつです。

例えば酒粕を使って作る代表的な料理のひとつに奈良漬がありますが、
酒粕は瓜などの野菜から塩分を抜きだし、うまみを加えていくために用いられています。

塩漬けされているはずの野菜がしょっぱすぎることなく、
豊かな風味とともに美味しい奈良漬としていただけるのは、酒粕の働きがあってこそだと言えるでしょう。

 

酒粕を代用して美味しく塩分カットしよう

shutterstock_792669808

酒粕には塩分は含まれていませんが、とても風味が良い食材なので味噌や醤油の代用も可能です。

お味噌や醤油の使用量を減らすことができるだけでなく、料理のうまみやコクを引き出してくれます。

 

カレーやシチューのルーを少なめにして酒粕をプラス

カレーやシチューのルーはとても便利ですが、塩分含有量が多いため、ルーを少なめにして酒粕で代用してみましょう。

塩分の量を少なくしてくれるだけでなく、しっかりとコクが出るので美味しく仕上がります。

ちなみに市販のルーを一切使用せず、酒粕と豆乳で作るシチューなら、
さらに塩分控えめでとてもおいしく仕上がるので興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。

 

いつものお味噌汁に酒粕を加える

酒粕は味噌との相性が良いため、いつものお味噌汁に味噌を少なめにして酒粕を加えても美味しいです。

風味やコクを出すために加えても良いですし、たっぷりと加えて粕汁にするのもおすすめです。

根菜や豚肉を入れて具沢山の酒粕入りのお味噌汁にすれば、塩分少なめでヘルシーに仕上がります。

 

ホイル焼きなどのおかずにも

酒粕は鮭や野菜を入れて作る石狩鍋にも使われていますが、簡単にホイル焼きにしても美味しいです。

鮭や鱈を酒粕と一緒にアルミホイルで巻いて焼くだけなので簡単ですし、
酒粕を調味料として使うことで塩分控えめに仕上がります。

マイタケやエノキダケなどのキノコ類やネギを一緒に加えると、
野菜のうまみや甘さが出てボリュームもあるおかずになります。

 

和風にも洋風にもアレンジ自在な酒粕を使って減塩を目指そう

shutterstock_1075469465

酒粕と言われると甘酒や西京漬け、奈良漬という印象が強いかもしれませんが、
実は和風だけでなく洋風の料理にもアレンジすることができます。

味噌や醤油の代わりに酒粕を加えることで塩分の使用量を減らすだけでなく、料理のコクやうまみも出してくれるので、
酒粕を代用して美味しく塩分カットしてみてはいかがでしょうか。

酒粕のご注文はこちら

ページトップ