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甘酒 夜 (4)

甘酒といえば温めて飲む冬の飲み物というイメージが強いと思いますが、実は昔は夏の飲み物の定番だったことをご存知でしょうか?

実際に甘酒は俳句の世界では夏の季語であり、江戸時代には熱中症や夏バテ予防の栄養ドリンクとして甘酒が広く浸透していたそうです。

そこで今回は、甘酒が熱中症対策に良いとされる理由やおすすめの飲み方について紹介していきたいと思います。

 

甘酒が熱中症対策や夏バテ予防に効く3つの理由

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甘酒はもともと神事用として用いられていましたが、江戸時代になると現在の京都・大阪を中心に庶民の間で広く浸透したと言われています。

特に夏場は街中に甘酒売りが現れるほど需要があり、夏バテ予防や滋養強壮の栄養ドリンクとして甘酒を飲む人が多かったそうです。

また、甘酒には米麹甘酒と酒粕甘酒の2種類がありますが、熱中症対策や夏バテ予防に効果的なのは米麹甘酒の方です。

アルコール分を含んでいない米麹甘酒なら、子供や妊娠・授乳中の女性も安心して飲むことができますし、砂糖も加えられていないのでダイエット中の方にもおすすめです。

まずは、そんな甘酒が熱中症対策や夏バテ予防に効果的な理由を3つ紹介していきましょう。

発汗で失われがちな水分や塩分をバランスよく摂取できる

そもそも熱中症は大量の汗をかくことで体内の水分やナトリウムといった成分が失われてしまうことが原因で起こると考えられています。

そのため、熱中症対策として大切なのが、発汗で失われがちな水分や塩分を適度の摂取することです。

さらに適量の糖分も一緒に摂取することで、水分や塩分の吸収が促進されるため、水分、塩分、糖分をバランスよく摂取することができればベストだと言えます。

米麹を原料とする米麹甘酒の場合、この水と塩分と糖分がバランスよく含まれているため、熱中症対策にも有効だと考えられています。

ちなみに甘酒の塩味と言われてもピンとこない人も多いかもしれませんが、甘酒にはもともとナトリウムが適量含まれているので、熱中症対策だからと言って塩を足す必要はありません。

そのまま飲むだけで、熱中症対策や夏バテ予防に効果が期待できるんです。

ビタミン類とアミノ酸を同時に摂取できる

「必須アミノ酸」という成分をご存知でしょうか?

人体を作るためには20種類ものアミノ酸が必要ですが、そのうち体内で生成できないもののことを必須アミノ酸と言います。

必須アミノ酸は人体の臓器や筋肉などを作るだけでなく、疲労回復や食欲不振などにも効果があると考えられているため、まさに夏バテに有効な成分のひとつでもあるのです。

ちなみに体内で生成できない必須アミノ酸は食事などから摂取する必要があるのですが、その全9種類ある必須アミノ酸をすべて含んでいるのが甘酒です。

さらに甘酒なら、アミノ酸の効果を高めるビタミンB1、B2、B6といった成分も一緒に摂取できるので、熱中症対策や夏バテ予防への高い効果が期待できます。

 体内で水分を保持する働きがあるタンパク質が豊富

甘酒にはアルビミンというタンパク質が豊富に含まれています。

アルビミンとは人体の血液の大半を占めているタンパク質で、体内で水分を保持する働きがあります。

そのため、体内でアルビミンが不足すると水を飲んでも保持できなくなってしまい、熱中症にかかりやすくなるそうです。

また、そもそもタンパク質を摂取して血が増えると体の熱が逃げやすくなる効果も期待できるため、タンパク質を多く含む甘酒を飲むことは熱中症対策にも有効な手段だと言えます。

甘酒を飲むなら朝がおすすめ

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熱中症対策や夏バテ予防として甘酒を飲むタイミングは朝がおすすめです。

朝甘酒を飲んでおけば、エネルギー源となるブドウ糖や体内の水分保持に役立つタンパク質も効率よく摂取できるので、1日を元気に過ごすことができるはずです。

また、甘酒ならそのまま飲むだけでOKなので、朝食欲が湧かない時や忙しい時の朝食代わりにもおすすめです。

そのまま飲んでも、アレンジしても◎

暑い夏はどうしてもキンキンに冷たい飲み物が欲しくなりますよね。

甘酒ならキンキンに冷やしても美味しくいただけますし、お腹が弱い方なら冷やし過ぎない程度の温度で飲むなど、自分に合った方法で続けることが可能です。

そのまま飲んでももちろん美味しい甘酒ですが、思い思いにアレンジしてみるのもおすすめです。

例えば甘酒にバナナやキウイフルーツといったカリウムを多く含む食材と加えることで、熱中症にかかった時の回復力を高める効果が期待できるようになります。

また、甘酒に含まれていないビタミンCを含有しているレモンやイチゴを加えることで、より優れた疲労回復効果が見込めるでしょう。

このように甘酒に果物をプラスしてアレンジすることでフルーティーな味わいになって飲みやすくもなるので、甘酒独特の甘みやまろやかさが苦手だという方にもおすすめです。

 

甘酒を習慣的に取り入れて、快適な夏を過ごそう

甘酒 夜 (5)

いかがでしたか?

甘酒は体を温めてくれる冬の飲み物と思われがちですが、実は熱中症対策や夏バテ予防に効く夏の定番でもあります

朝甘酒を飲むと一日のエネルギーチャージにもなるので、朝食代わりに1杯飲む習慣をつけてみてはいかがでしょうか?

ちなみに甘酒は1日コップ1杯(200ml程度)が適量です。

適量の甘酒を飲む習慣をつけて、夏バテ知らずの身体を手に入れましょう!

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日本には納豆や味噌、酢、みりんをはじめ、数多くの発酵食品が存在します。

甘酒もそのひとつで、古くは江戸時代から疲労回復や夏バテ予防のための栄養ドリンクとして用いられていたことが分かっています。

今回はそんな甘酒の元となっている麹菌の効果について説明していきましょう。

 

国菌に認定済み!色々な用途で使われる麹菌とは

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甘酒はカビの一種となる麹菌を元に作られる発酵食品のひとつです。

一概に麹菌と言っても種類はさまざまで、例えば醤油やお味噌、清酒の製造に用いられる黄麹菌や、焼酎の製造に用いられる白麹菌など、種類によってそれぞれ用途が異なります。

湿度も高く、温暖で雨量も多い日本では、古くからカビが発生しやすく、カビと上手に共存する必要がありました。

そのひとつの策として生み出されたのが、納豆や味噌をはじめとする発酵食品です。

カビを使う発酵食品は東南アジアなど世界にもいくつかありますが、世界広しと言えど麹菌を使った発酵食品があるのは日本だけです。

そういった特異性から、麹菌は2006年に日本醸造学会により国菌に認定されています。

 

麹菌は米麹甘酒と酒粕甘酒の両方に含まれている

甘酒 夜 (6)

甘酒には米麹を原料とした米麹甘酒と酒粕を原料とした酒粕甘酒の2種類がありますが、その両方に麹菌は含まれています。

例えば米麹甘酒の場合、原料となる米麹は蒸したお米に麹菌を散布し、繁殖させて作られるものですし、酒粕甘酒の原料となる酒粕もその米麹をさらに発酵させたものだからです。

 

麹菌が体に与える嬉しい効果とは

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甘酒の元となる麹菌は、繁殖する時に色々な成分を生成することで優れた効能を生み出すことが分かっています。

体内の消化・吸収をサポート

麹菌にはアミラーゼやプロテアーゼ(たんぱく分解酵素)、リパーゼ(脂肪分解酵素)をはじめ、たくさんの酵素が含まれています。

その種類も量も豊富で、微生物の中でもほかに類を見ないほどであることから、麹菌は「酵素の宝庫」と呼ばれることもあるほど。

こういった酵素には、それぞれ人に人体に与える有効な働きがあります。

例えばアミラーゼやプロテアーゼ、リパーゼには栄養素を分解する働きがあるため、体内の消化や吸収を良くし、胃腸の働きをサポートする作用があることが分かっています。

腸内環境を整える

麹にはもともと食物繊維が含まれています。

さらに麹菌が生み出す酵素により生成されるのがオリゴ糖です。

オリゴ糖は腸内で乳酸菌をはじめとする善玉菌のエサになることで、腸内環境の改善に役立つと考えられています。

また、食物繊維も同じく腸内環境を整える作用があるほか、便秘改善にも効果が期待できます。

代謝の過程でビタミン類を生成

麹菌は代謝の過程でビタミンB1、B2、B6、パントテン酸、ビオチン、イノシトールといったビタミン類を生成します。

これらのビタミン類は肌や爪、髪を健やかに維持する効果が期待できるほか、疲労回復や免疫力アップなどの効果もあると考えられています。

抗酸化作用が強い麹酸が作られる

麹菌は発酵の過程で麹酸という成分を生成します。

麹酸は抗酸化作用があることで有名なビタミンCよりも活性酸素を除去する働きが強く、細胞の酸化を防止し、しわやシミなどの肌の悩みにも効果があるそうです。

また、麹酸には美白効果も期待できることから、麹酸を配合した化粧品や化粧品もいくつか販売されています。

生きていくうえで必要な必須アミノ酸やミネラルを生成

米麹の原料となるお米のたんぱく質は、麹酸が生み出す酵素により必須アミノ酸に分解され、すべてそのままの形で甘酒の中に含まれます。

必須アミノ酸は体内で合成できないため、食事から摂取する必要がありますが、甘酒なら全9種類ある必須アミノ酸を網羅しているだけでなく、他のアミノ酸も同時に摂取することが可能です。

また、発酵によりカリウムやカルシウム、鉄といった、健康維持に必要なミネラルも多く作られるので、甘酒を摂取することでミネラル供給も可能となります。

自然な甘みを作り出す

甘酒を口にした時に感じる自然な甘みは麹菌の働きに関係しています。

と言いますのも、甘酒に含まれている麹菌がアミラーゼという酵素を分泌し、それによりお米のデンプンが分解されると、甘みの元となるブドウ糖が生成されるからです。

ちなみに酒粕甘酒は酒粕を水で溶かして作るため、麹菌の働きによる甘みは米麹甘酒と比べて薄めになってしまいます。

そのため酒粕甘酒には甘みを出すために砂糖が加えられていることがほとんどなので、より自然な甘みを楽しみたいや、ダイエット中の方には米麹甘酒の方がおすすめです。

 

麹菌が豊富な甘酒で毎日の健康をサポートしよう

甘酒 夜 (5)

甘酒には酒粕甘酒と米麹甘酒の2種類がありますが、そのどちらにも麹菌が豊富に含まれています。

麹菌は甘酒を作る過程でビタミンB1、B2、B6をはじめとする肌を健康に保つ作用があるビタミン類や、生命維持に必要な必須アミノ酸やミネラルを生成する働きを持つ成分です。

また、麹菌が代謝の過程で生み出す酵素には消化吸収をサポートしたり、腸内環境を整える作用があるオリゴ糖を生成したりなど、優れた効能があることが分かっています。

麹菌や酵素は60度以上の熱で失活してしまうため、甘酒を飲む際は冷たいままで摂取するか、加熱しすぎないように気をつけましょう。

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