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日本スーパーフード協会が、このほど2018年上半期のジャパニーズスーパーフードランキングTOP10を発表しました。そのなかで、上位に「かす床 かす漬け」がランクインし、日本食のトレンドの中心にこれらの食品が位置付けられていることが分かりました。

スーパーフードは、近年、とくに美容やダイエットに関心の高い若い女性の間で注目されているキーワードのひとつですが、聞き慣れないという人もいるかもしれません。そこで、スーパーフードとはどういうもので、日本スーパーフード協会とはどういう組織なのかなどについて解説します。

スーパーフードって何?

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「スーパーフード」という言葉は、カナダやアメリカで1980年代に使われ始めたといわれています。病気の治療に効果を示す有効成分が際立って多く含まれる食品をそう呼びますが、医師などの医療関係者の間で食事療法などのためにそのような食品を使おうとしたのが始まりだとされています。

2000年頃以降にアメリカでは、「ロー・リビングフード」つまり低温調理法が流行するようになりました。これは文字通り低温での調理法ということですが、食品に含まれるビタミンやミネラルなど人体に必要な栄養素を壊さない調理法です。スーパーフードの有効成分も多くを活かすことができるため、この調理法を実践する人たちの間でスーパーフードの人気が高まるようになりました。

さらに、スーパーフードという考え方は、医療関係者などの専門家ばかりか一般の人たちにも知られるようになりました。きっかけは、『スーパーフード処方箋?あなたの人生を変える14の食品』(2004年)というアメリカの医師スティーブン・プラットが著わした著作です。

この本には、りんごやニンジンなど身近にある果物や野菜の中に、生活習慣病を改善し老化を遅らせがんのリスクを軽減するなどの有効成分が含まれていることなどが解説してあります。それらの有効成分が薬となり、効率よく摂取することで健康維持や病気の治療効果が上がることなどが紹介されており話題となりました。

また、『スーパーフード』というそのものずばりの著書が2009年に発売されていますが、これはロー・リビングフード実践の第一人者といわれるデイヴィッド・ウォルフによる著作です。この本の中に紹介されているスーパーフードは、日常的に見かける一般的な果物や野菜というよりもスピルリナやクコの実など、健康によく治療効果が高い有効成分を含んだ健康食材などです。

これら2つの著書がきっかけとなって、一般の人々のスーパーフードへの認識が深まり、関心も高くなって行きました。

スーパーフードをめぐる社会の動き

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現代の欧米社会では、スーパーフードは医療現場で従来の処方薬に代わる「薬としての食事」という位置付けで、「食事箋」という考え方のもとに活用されるようになってきました。このような社会の動きにたいして、食品メーカーなどでは、従来の食品にスーパーフードを加えて栄養価を高めた健康食品という形の新商品を開発するなどで、業績アップにつなげています。

また、海外では、伝統的な日本の食品の一つとして緑茶などがスーパーフードとして人気が高いといわれています。実際、「スーパーフード グリーンティー」は、美容に効果的な食品の一つとしてハリウッドの女優たちの間でも人気のドリンクになっているようです。

スーパーフードをこのようにビジネスに利用しようとするケースは数多くみられ、実際に効果的に企業の業績アップにつながっているといわれています。

日本スーパーフード協会とは

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日本スーパーフード協会は2014年1月に設立され、海外のスーパーフードを日本国内で認知、普及させるべく活動してきました。具体的には、スーパーフードに精通したプロフェッショナル養成のための教育制度を作り、各種の「スーパーフードマイスター」の資格認定制度を運営しています。

さらに、日本の一般社会にスーパーフードを認知、啓発するための広報活動の一環として、メディアを使った宣伝や各種イベントを実施しています。

そして、2018年以降は日本の伝統的な食品を国内外で宣伝することで、そうした食品の需要を喚起するなどの活動もスタートさせました。具体的には、日本で古来より親しまれ食べられてきた自然食品や、伝統的な製造手法によって作られてきた食品を「ジャパニーズスーパーフード」として改めて認証しブランディングして行きます。

そのような活動を通して、国内においては日本の食品を再発見させ、海外においては日本の食品のスーパーフードとしての魅力を伝え、需要の促進を図ります。

2018年上半期日本スーパーフードランキング

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日本スーパーフード協会は、日本市場における現状の流れから日本の食品に順位付けし、2018年上半期のジャパニーズスーパーフードランキングTOP10を発表しました。日本の食品として、「発酵食」「米類」「茶類」「藻類」「伝統自然食」の5つに分類された中からの順位となっています。

第1位:ITはなびらたけ 【分類:伝統自然食】
第2位:緑茶ボウル 【分類:茶類】
第3位:進化系ふりかけ 【分類:伝統自然食】
第4位:玄米ぬか油 【分類:米類】
第5位:玄米甘酒 【分類:米類】
第6位:かす床、かす漬け 【分類:発酵食】
第7位:むらさきいも 【分類:伝統自然食】
第8位:進化系あずき 【分類:伝統自然食】
第9位:アカモク 【分類:藻類】
第10位:江戸味噌 【分類:発酵食】

「かす床 かす漬け」が上位にランクされた意義

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今回のジャパニーズスーパーフードランキングで、発酵食という分類の中から「かす床 かす漬け」が上位の第6位にランクインされました。日本の発酵食品には、ほかにも味噌や納豆、醤油などがありますが、そのなかでトップに位置付けられたのは注目に値します。

酒粕には美容や健康、ダイエットに有効な栄養素が豊富に含まれていて、近年とくに注目されている食材の一つです。かす床もかす漬けもその酒粕をベースとした食品であり、市場ではすでに多くの支持を得ていることが、今回の結果から分かります。

まとめ

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酒粕の美容、健康、ダイエット効果は、最近ではよく知られるようになってきました。そして今回、酒粕ベースの食品であるかす床、かす漬けがジャパニーズスーパーフードのランキングの上位にランク付けされたことで、さらに酒粕の効用が証明された結果になりました。

酒粕を食べてその恩恵にあずかりたいと思っている人は、かす床やかす漬けも食事メニューの選択肢の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

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酒粕は、含有している栄養素が健康や美容、ダイエットに効果的であることが分かってきて、近年注目されている食材の一つです。そして、季節を問わず酒粕を一年中おいしく食べたいという思いは、酒粕を支持する多くのひとが抱いているようです。

そこで、酒粕にはそもそも製造される旬の時期というものがあるのか、また、酒の種類によって酒粕はどのように異なるのか、酒粕を季節に関係なくおいしく食べるにはなどについて解説します。

酒粕製造にとって旬の季節とは?

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酒粕は日本酒を醸造する際にできる「粕(かす)」なので、日本酒が作られる時期が酒粕の旬の季節といえます。日本酒は主要な原料となる麹菌が生きて活動できる寒い時期、つまり年間を通して12月~3月の4か月間しか造られません。ですから、日本酒の寒仕込みと呼ばれるこの時期が、酒粕にとっても旬の季節ということになります。

酒粕は日本酒の種類によってどう違う?

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酒粕は、日本酒を醸造するときの粕(かす)であり、日本酒の種類によって酒粕の中身や味も変わってきます。粕汁など料理用に使うのか、炙るなどしてそのまま食べるのかなど、酒粕の用途もそれによって違ってくることになります。

日本酒といっても、普通酒、純米酒、醸造酒、吟醸酒など主に製法の違いによってさまざまな種類があります。酒造りに使われる米は、精米によって外側をある程度削り取ってしまいます。それは酒の質を上げ澄んだ味わいに仕上げるために必要な工程であり、日本酒の種類を決める重要なポイントでもあります。

酒造りで、原料となる米を削り取る度合いは「精米歩合(せいまいぶあい)」と呼ばれ、精米歩合が高い、つまり削り取る割合が大きいほど、高い香りとすっきりした味わいの澄んだ酒質になります。精米によって削り取られるのは、米の外側のアミノ酸や脂質が含まれた部分であり、酒造りでは雑味の原因となります。

そのため、精米歩合を高くすると酒質は良くなりますが、削り取られた部位は米の旨みの基にもなるので酒粕の味をおいしくしてくれるところでもあります。そのため、精米歩合が高くない普通酒からの酒粕は旨み成分がたっぷりと残されており、料理用に適しているといえるでしょう。

これに対して、精米歩合が高い吟醸酒からの酒粕は、香りが高くすっきりとした味わいがあり、炙るなどしてそのまま食べるとおいしくいただけます。

どこで買えばおいしい酒粕が手に入る?

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酒粕は、今はスーパーなどで旬である冬季以外でも大手の酒造メーカーからのものなどを一年中手に入れることができます。ただ、そうした酒粕は風味が失われたものが多く、物足りないと感じる場合もあるようです。

本当においしい酒粕を入手したいのであれば、お酒を実際に造っている地元の蔵元(醸造元)を探して買い求めるとよいでしょう。蔵元の蔵は独自のくせがあり、独特の風味や香りを醸し出しているはずです。できれば複数の蔵元を訪ねて、酒粕を試食させてもらうことをおすすめします。

自分の好みに合った酒粕が見つかれば、買い求め自宅で冷凍保存しておきます。そして、食べたいときに解凍すれば、香りも風味もよみがえりおいしく食べることができるでしょう。

また、蔵元によっては、旬の期間中に大吟醸の酒粕を現品販売するところもあるので、注目しておくとよいかもしれません。大吟醸は精米歩合が高くとりわけ雑味が少ない日本酒であり、このお酒から取れた酒粕は、香りが高くて風味もよく酒粕そのものを炙るなどしておいしく食べることができます。

場所によっては、大吟醸の酒粕はプレミアムものとして注目されるほどの人気になるものもあります。そのような情報は、インターネットなどで入手可能な場合もあるので、調べて出かけてみるのもよいかもしれません。

酒粕を季節に関係なくおいしく食べるには

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蔵元の酒粕は、とくに出来立ては香りが高くて風味も良く、スーパーなどで一年中売っているような酒粕とは比べ物にならないぐらいのおいしさです。ですので、とくに自分の気に入った蔵元が見つかった場合には、酒粕にとって旬の時期である12月~3月の間に入手し、小分けにして冷凍保存しておくとよいでしょう。

冷凍保存していても風味は数カ月で落ちてしまいますが、市販の酒粕よりもおいしいはずです。冷凍保存では、ペースト状にしておくと水で溶いてそのまま料理に使えて便利です。

まとめ

 

酒粕を季節に関係なくおいしく食べたいという希望を叶えるには、自分だけのお気に入りの蔵元を見つけるのが一番の近道かもしれません。そのためには、まずは地元の蔵元から当たってみるのがよいでしょう。灯台もと暗しで、案外掘り出し物の蔵元がすぐ近くにあったということもあり得るかも。
直接探すのが面倒という人は、インターネットでもお手軽にいろいろな酒粕を見つけることができるので、ぜひ、自分好みの酒粕を探して、旬の酒粕を楽しんでみてください。

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